《 4月18日 》

シガツェ(3840m) ⇒ シガール(4320m)

   4月18日、昨日に続いて朝まで熟睡出来たので、起床前のSPO2と脈拍は84と50で初めて平脈になった。 朝食の中華バイキングは各自の体調に合わせた時間帯で食べた。 今日は次の滞在地のシガール(4320m)に車で移動するため10時にホテルを出発。 昨日シガツェに着いたばかりのアレックスが率いるロシア隊の18名も同じ行程だ。 シガールまでの道の記憶は新しいが、昨日と同じように国道脇には所々に新しい建物や公園などの施設が造られていた。 シガツェから2時間ほどで、最初の観光ポイントの『上海から5000キロ』の標記がある国道建設記念碑に着く。 標高はまだ4000m未満だ。 途中にチェックポストがあったが、車から降りることなくクサンが代行してくれた。


シガツェからシガール(Shelkar)へ


朝食の中華バイキング


道路脇の公衆トイレ


『上海から5000キロ』の標記がある国道建設記念碑


   昼食は前回の帰路と同じようにラツェの町の美味しい中華料理店で舌鼓を打つ。 ラツェの町も新しい建物の建設ラッシュとなっていた。 昼食後に車は徐々に高度を上げ、B.Cまでの行程中の最高地点となる5220mのギャツオー・ラ(峠)へ。 峠は風の通り道になっているので寒いが、暖かい車の中で順応も兼ねて30分ほど滞在する。 倉岡さんの話では昨年よりも周囲の山に残雪が多いとのこと。 峠を緩やかにシガールへと1時間ほど下る。


昼食はラツェの町の中華料理店で食べる


案内役のクサン(中央)とドライバーのテンジン(右)


B.Cまでの行程中の最高地点となる5250mのギャツオー・ラ(峠)


ギャツオー・ラ(峠)は風の通り道になっていて寒かった


チベット人向けの新しい住宅


   シガールの町の入口の警察署で最後のチェックを受け、予想よりも遅く5時にシガールの一軒宿のホテル『チョモランマ・ホテル(珠峰賓館)』に着いた。 シガツェからシガールまでは230キロほどの距離だった。 ホテルの外観は地味だが、室内の感じは三ツ星の上くらいで、B.Cの一つ手前の滞在地としては十分過ぎるくらいだった。 風呂にはバスタブもあり、6時以降ならシャワーからお湯が潤沢に出た。 夕食はホテルのレストランで中華料理を食べた。 素材は決して高級ではなかったが、味付けは昼に行った中華料理店を凌駕するほどで、ついついお腹一杯に食べてしまった。 就寝前のSPO2と脈拍は85と64で、この高度にしてはまずまずだった。


シガールの町の入口の警察署でチェックを受ける


シガールで宿泊したホテル『チョモランマ・ホテル(珠峰賓館)』


ホテルの室内


夕食はホテルのレストランで中華料理を食べた


夕食の炒飯


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