《 10月17日 》

カトマンドゥ ( 1 3 5 0 m ) ⇒ ルクラ ( 2 8 4 0 m ) ⇒ カトマンドゥ ( 1 3 5 0 m )

   10月17日、ルクラへのフライトの順番待ちがあるため4時半に起床。 5時にロビーに迎えにきたスバシと共にエージェントの車で空港に向かう。 星が見えていたので良い天気だ。 空港にはシェルパのラクパ・ゲルが待っていた。 意外にも空港のロビーは予想よりも空いていた。 今日は30便ほどルクラへ飛ぶらしい。 聡明なスバシの手腕で最近ルクラへの路線に参入したというロイヤルネパール航空の1番機に乗れることになったが、ルクラの天気が悪いとのことで出発する気配はなく、前回以上に長く待たされてしまった。 ホテルが用意した朝食のランチボックスを食べ、コーヒーを2回飲みながら出発のアナウンスを待つ。 ロビーには私と同じように5年ぶりにアマ・ダブラムを目指す石川直樹さんがいて挨拶を交わした。 11時になってようやく出発出来ることになったが、石川さん達は2番機だったのでヘリで飛ぶことに変更したとのことだった。

   正午近くになってようやく同じエージェントを使っているアメリカ隊と共にツインオッター機に乗り込む。 副操縦士は女性で、ロイヤルネパール航空らしく客室乗務員がいた。 少し待たされたが一回で飛べたことを喜び、車窓から雲海越しのガウリシャンカールやメルンツェの展望を楽しんでいたが、ルクラの手前から周囲の雲が厚くなり、倉岡さんからルクラの空港に降りられないのではないかという話しがあった。 その直後に飛行機はゆっくりと旋回し、少し高度を下げて雲の下から着陸するのかと思ったが、意外にも機長から視界不良のためカトマンドゥの空港に引き返す旨のアナウンスがあった。 思わぬ事態に唖然としたが、有視界飛行のため無理して突っ込むと大事故につながるので、機長の判断を称賛することで気持ちの整理もついた。 

   空港からエージェントの車でホテルに戻る。 エージェントとの契約上、明日のフライトの追加料金は発生しないとのことで良かった。 夕食はホテルの近くの倉岡さんの行きつけのワインバーに行き、ハンバーガーなどを食べた。 店の近くの両替屋でドルをルピーに替える。 100ドルで12,300ルピーだった。


スバシと共にエージェントの車で空港に向かう


空港のロビーは予想よりも空いていた


シェルパのラクパ・ゲル


5年ぶりにアマ・ダブラムを目指す石川直樹さん


石川直樹さんの隊のサーダーのペンバ・ギャルツェン


ロイヤルネパール航空のツインオッター機


同じエージェントを使っているアメリカ隊


飛行機の車窓から見たカトマンドゥの市街


飛行機の車窓から見たガウリシャンカール(左)とメルンツェ(右)


視界不良のためカトマンドゥの空港に引き返した


倉岡さんの行きつけのワインバー


夕食のハンバーガー


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アマ・ダブラム