《 10月16日 》

成田 ⇒ デリー ⇒ カトマンドゥ ( 1 3 5 0 m )

   2018年10月15日、成田空港を夜6時に発つジェットエアウェイズのデリー行きの便に乗る。 機材はANAとの共同運航便だ。 平日の月曜日ということで、機内は半分以上が空席だった。 初めて降り立ったデリーのインディラ・ガンディー空港までの所要時間は9時間、時差は3時間半だった。 国際空港としてはロビーの施設は簡素だったが、リクライニングチェアが沢山あったので長いトランジットの間に体を休めることが出来た。 デリーを朝の7時に発つカトマンドゥ行の便は、小型機ということもあってか超満員だった。 デリーからカトマンドゥまでの所要時間は2時間足らずと近かったが、小型機ならではの騒音と振動で疲れた。 機上からは白いヒマラヤの山々が遠望された。


デリーのインディラ・ガンディー国際空港


   10月16日、9時前に少し垢抜けたカトマンドゥのトリブヴァン空港に着く。 30日間滞在の観光ビザの申請を機械で行い、専用の窓口で40ドルの料金を支払う。 すぐ隣の両替所で100ドルのみルピーに替えると、意外にも全て新券だった。 相変らず入国審査には時間が掛かり、結局トータルで1時間以上待たされた。 ダサインというネパールの秋祭りの期間で、空港の待合室は多くの人でごった返していて、迎えにきてくれたエージェントの『ヒマラヤン・ビジョン』の社長のスバシと落ち合うまでに30分ほど掛かった。 スバシは予想よりも若く、歓迎の意味を込めてダリアの首飾りをかけてくれた。 エージェントの車で宿泊するホテル『シャングリラ』へ向かう。 歴史と伝統を感じさせる落ち着いた雰囲気の大きなホテルでバスタブもあった。

   シャワーを浴び少し昼寝をしてから近所を散策したが、スーパーが近くに無かったので、持参した菓子パンで昼食を済ませた。 街中は震災の爪跡は全く感じられず、道路も拡幅されて綺麗になっていた。 夕方倉岡さんがホテルに着き、夕食は倉岡さんの案内でスバシと共に地元では有名なオーガニックのレストランでステーキを食べた。 偶然にも同じ店にアマ・ダブラムを目指す他隊とそのサーダーのペンバ・ギャルツェン(2年前のチョ・オユーの時のサーダー)が来店し、嬉しい再会となった。 スバシから私達に同行するシェルパはウォンチューとラクパ・ゲルだという説明があった。


カトマンドゥのトリブヴァン空港で30日間滞在の観光ビザの申請を機械で行う


エージェントの『ヒマラヤン・ビジョン』の社長のスバシ


カトマンドゥはダサインというネパールの秋祭りの期間だった


カトマンドゥで宿泊したホテル『シャングリラ』


ホテルの室内


ホテルの中庭


ガイドの倉岡さん


地元では有名なオーガニックのレストラン


夕食のステーキ


デザートのアイスクリーム


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アマ・ダブラム