《 7月24日 》

   ツェルマット(1600m) ⇒ ゴルナーグラート(3090m) 〜 リッフェルゼー(2757m) 〜 リッフェルベルク(2582m) ⇒ ツェルマット(1600m)

   7月24日、5時に起床して天気予報をチェックすると快晴だったので、予定どおりゴルナーグラートの展望台(3090m)に行くことにした。 7時始発の登山電車に座れるように6時過ぎにアパートを出発する。 日本人橋から見たマッターホルンには雲一つなく足取りは軽い。 6時半にツェルマットの駅に着いたが、意外にも駅の入口は閉まっていて行列もなかった。 間もなく登山電車に乗り込むと、出発時間までに座席はほぼ埋まったが、意外にも工事関係者が半分ぐらいを占めていた。 

   出発してすぐに車窓から青空を背景にしたマッターホルンが望まれ気持ちが一気に盛り上がる。 途中のローテンボーデンでは“逆さマッターホルン”を見るためか、下車する人達が多かった。 30分ほどで終点のゴルナーグラートに着き、ホテルの脇を通って展望台に上がる。 ホテルの宿泊者は部屋の中から山を眺めているのか、展望台には数人の人影しか見られなかった。 もう何度も訪れている展望台だが、マッターホルンはもちろん、これから予定しているダン・ブランシュとヴァイスホルンが雲一つない青空の下に望まれて嬉しい限りだ。 360度の大展望の動画を撮ったが、新しいカメラの操作を誤ったようで、写っていなかったのが玉にキズだった。

 

日本人橋から見たマッターホルン


7時始発の登山電車でゴルナーグラートへ向かう


登山電車の車内


登山電車の車窓から見たブライトホルン


ゴルナーグラートの駅から見たマッターホルン


ゴルナーグラートの展望台


展望台から見たダン・ブランシュ


展望台から見たオーバーガーベルホルン


展望台から見たツィナールロートホルン


展望台から見たヴァイスホルン


展望台から見たダン・ブランシュ・オーバーガーベルホルン・ツィナールロートホルン・ヴァイスホルン(左から)


展望台から見たモンテローザ(左)とリスカム(右)


展望台から見たドム(中央左)とテッシュホルン(中央右)   オーバーロートホルン(中央左手前)


   9時を過ぎると次々に到着する電車で運ばれてきた大勢の人達で展望台は賑やかになったが、今日は順応も目的だったので2時間ほど展望台に居座り、リッフェルゼー(湖)に向かってトレイルを下る。 人気のルートなので前後を歩いているハイカーが多い。 リッフェルゼーでは湖に映る“逆さマッターホルン”を期待したが、気温の上昇で少し雲が湧いてしまい、良い写真は撮れなかった。 天気は安定していたので、妻のリハビリも兼ねてリッフェルベルクまでさらに歩いて下り、1時半の登山電車に乗ってツェルマットに下った。 

   駅前のコープで明日の行動食などを買ってアパートに帰り、明日からの登山の準備を入念に行った。 夕方天気予報をチェックすると、明日・明後日とも晴れだったので嬉しかった。 夜に田村さんから最終確認のメールがありエールを送られた。


ゴルナーグラートからリッフェルゼー(湖)へ


リッフェルゼー(湖)


リッフェルゼーと“逆さマッターホルン”


リッフェルゼーから見たモンテローザ(左)とリスカム(右)


リッフェルゼーからリッフェルベルクへ


リッフェルベルク


登山電車の車窓から見た滞在先のアパート『PARADIES』(中央)


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