《 8月23日 》

オシュ(1200m) ⇒ ビシュケク(900m)

   8月23日、空気が濃くなったので熟睡出来たが、まだ軽い頭痛があり、疲れが完全に取れていないようだ。 8時にエージェントの車が迎えにくるので、朝食のバイキングを慌ただしく食べる。 予想に反してバイキングは4ツ星並みの量と質だった。 オシュの地方空港から9時半発の便でビシュケクの国際空港に向かう。 1時間足らずで着いたビシュケクのマナス空港のロビーにはエージェントのアキサイ社の立派なブースがあり、この会社が登山専門ではなく、大手の旅行会社であることがあらためて分かった。

   エージェントの送迎車で市内のホテルに向かうが、ビシュケクの市街は空港から数10キロ離れていた。 車窓からはパミール高原ではない氷河を戴いた山脈が見えた。 昼前にホテルに到着したが、エージェントと契約しているホテルなのでチェックイン出来た。 5階建ての立派なホテルだが、なぜかエレベーターがなかった。 ホテルの部屋は広くはないが、バスやトイレは清潔でまずまずだった。 ホテルでの両替は10ドルで680ソムだった。 

   ホテルは商業施設のある町の中心部から少し離れた住宅地にあるため、昼食はホテルの近くあるという日本料理店に行ったが、お目当ての店が見つからなかったので、仕方なく町の中心部に向けて2キロほど歩き、地元のチェーン店のようなレストランに入ったが、意外にもこの店では英語のメニューがあるばかりか英語も通じ、1000円程度で美味しい肉料理がお腹一杯食べられた。 ビシュケクには今日から3泊するが、料理の種類も豊富だったので、滞在中の食事はずっとこの店で良いかと思えるほどだった。 まだ鼻水が止まらないので、昼食後は市内観光をしないでホテルに戻って休養する。 ホテルが経営する小さなストアで買った1.5リットルのミネラルウォーターは20ソム(邦貨で約30円)だった。

   夕食は外国人の旅行者に人気があるという地元のキルギス料理の店に行き、牛肉のステーキを食べたが、料理がなかなか出てこなかったので帰りが遅くなってしまった。 ビシュケクはオシュよりも標高は低いが緯度が高いので、夜は秋のように涼しく、半袖では寒いくらいだった。


オシュのホテルでの朝食


朝食のバイキング4ツ星並みの量と質だった


オシュの地方空港


車窓からはパミール高原ではない氷河を戴いた山脈が見えた


ビシュケクのホテル『リッチ』


ホテルのロビーの時計に『TOKYO』の名があった


ホテルの部屋


地元のチェーン店のようなレストラン


ラムのスペアリブ


ピロシキのような料理


フィルハーモニー・コンサートホール


高級なマンション


ホテルが経営する小さなストア


外国人の旅行者に人気があるという地元のキルギス料理の店


牛肉のステーキ


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