《 8月15日 》

C.1(4400m)

   8月15日、お腹が空いていたのか眠りが浅く、疲れていたものの朝まで熟睡出来なかった。 起床前のSPO2と脈拍は82と52で、疲労よりも順応が勝っていた。 快晴の天気は今日も続き、純白のレーニン・ピークが澄みきった青空に良く映える。 稜線には雪煙が舞っていたので、風は相当強そうだった。 体調はまずまず良く、朝食は気分転換に持参したアルファー米と鮭のフレーク、そしてスープ代わりにチキンラーメンを食べた。 朝食後は気温が上がったことで睡魔に襲われ、早くも昼寝を決め込んだ。 寒くないのに鼻水が止まらないのは、疲労で風邪が治っていない証拠だ。 昼前のSPO2と脈拍は88と58で相変らず数値はベストだった。

 

快晴の天気は今日も続き、純白のレーニン・ピークが澄みきった青空に良く映える


C.1から見たユヒナ・ピーク


C.1から見たラズレルヤナ・ピーク(中央奥)


朝食は気分転換に持参したアルファー米と鮭のフレークを食べた


レスト日は今日1日だけとなった


昼食の骨付きの鶏肉と生野菜


   正午になっても雲一つない快晴の天気が続いていたが、いつの間にか稜線の雪煙は見えなくなっていた。 昼食は野菜が沢山入ったクリーミーなスープに骨付きの鶏肉と生野菜で、デザ−トはスイカだった。 昼食後に平岡さんから、比較的風の弱い18日に山頂アタックをするため、明日出発するつもりで準備をするようにとの指示があった。 結果的にレスト日は今日1日だけになってしまいそうだが、天気(風)には勝てない。 午後は上部キャンプで食べる食料の準備やアタック装備の最終点検などで大忙しとなった。 夕方5時に各社の天気予報をチェックした平岡さんから、明日出発する旨の最終決定があった。 C.2へボッカしてもらう荷物は7キロになったが、ビシュヌが1キロ6ドル(42ドル)でボッカを請負うことになった。

   夕食は鯖の水煮と生野菜。 鯖は冷凍のものを解凍しただけだが、山の中で食べられるのは嬉しい。 今日は一日中快晴の天気となり、夕食後もレーニンの写真を何枚も撮り続けた。 就寝前のSPO2と脈拍は87と60で、相変わらず疲労感はあるが順応は全く問題なかった。


正午になっても雲一つない快晴の天気が続いた


上部キャンプで食べる食料


今日は一日中快晴の天気となり、夕食後もレーニンの写真を何枚も撮り続けた


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