《 8月7日 》

B.C(3600m) 〜 4400m地点 〜 B.C(3600m)

   8月7日、昨日ほどではないが今日も晴れている。 昨夜は頭痛は無かったが、今度は軽い動悸で日付が変わる頃まで眠れなかった。 起床前のSPO2と脈拍は83と58、起床後は88と63と、予想よりも悪かった。 

   朝食後は今日も順応のためのハイクングに行く。 歩くルートの選択肢は幾つかあるようだが、短時間で効率よく高度が稼げる昨日と同じルートを歩く。 展望が良いので同じルートでも全く苦にならない。 さすがに昨日よりも楽に登れることを実感する。 尾根に上がる途中の岩の上にマーモットがいることをビシュヌが教えてくれた。 昨日の終了点(4250m)で一息入れ、さらに30分ほど岩の多い道を辿ってGPSで4400mの高さまで登ると、そこから先はやや困難な岩場となり雪も出てきたので、今日のハイキングはここまでとなった。 偶然にも今日の終了点は明日から滞在する実質上のB.CとなるC.1と同じ標高だった。

 

ダイニングテントでの朝食


順応のためのハイクングは短時間で効率よく高度が稼げる昨日と同じルートを歩く


尾根に上がる途中の岩の上にマーモットが見られた


展望が良いので昨日と同じルートでも全く苦にならない


尾根から見たB.C


順応が進んだので昨日よりも楽に登れた


昨日の終了点とした4250m地点


4250m地点から4400m地点へ


C.1と同じ標高の4400m地点でハイキングを終了する


4400m地点から見た風景


   帰路は昨日と同じようにケルンの立つ峠のような鞍部から砂地の急斜面を下り、1時半にB.Cに戻ったが、到着した直後に雨が降り始め、その後は風も強まって雷も鳴るほどの破天荒になった。 意外にも昼食は鯖のフライだったが、懐かしさも加わってとても美味しく感じた。

   夕方からは急速に晴れてきたが、ダイニングテントの掲示板に貼り出されていた標高別の週間天気予報では、明日以降も不安定な天気が続くようだった。 風邪はいい加減治ったと思ったが、まだ喉の渇きが続いていてヤキモキする。 昼過ぎにハイキングの団体が着いたようで、夕食時のダイニングテントは30人ほどが一気に増えて盛況となった。


昼食の鯖のフライ


ダイニングテントの掲示板に貼り出されていた標高別の週間天気予報


夕食の麦飯とフライドチキン


デザートのケーキ


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