《 10月5日 》

ティンリ ( 4 3 2 0 m ) ⇒ シガツェ ( 3 8 6 0 m )

   10月5日、今日から北京時間となるため、時計を2時間15分戻す。 まだ薄暗い8時に朝食を食べ、9時にリエゾンのワゴン車でホテルを出発しシガツェへ向かう。 行きと同じように当局に時間や行程をコントロールされているため、帰りもラサまでは一気に行けない。 町外れの橋の上から最後のチョ・オユーの雄姿を見ることが出来た。 沿道から見える緑濃かった田畑は収穫の時期を迎え、秋色に変わっていた。 人と荷物を満載したリエゾンのワゴン車は座席が狭く、長時間乗るには快適でない。 行きは緊張感があったのであまり感じなかったが、目標を失った帰りはとても苦痛に感じた。 行きと同じように軍隊が駐屯する大きな検問所で車から降りて一人一人パスポートのチェックを受け、5248mのラクパ・ラ(峠)を越える。 昼食は途中のラツェ(拉孜)という町の新市街に寄り、新しい立派なレストランで中華のコース料理をお腹一杯に食べた。 食後の車中では私も含めて皆爆睡したようで、気が付くとシガツェのすぐ手前まで来ていた。


リエゾンのワゴン車


ティンリの町外れの橋の上から見たチョ・オユー


沿道から見える田畑は収穫の時期を迎え秋色に変わっていた


5248mのラクパ・ラ(峠)


ラツェ(拉孜)の新市街の新しい立派なレストラン


中華のコース料理


   行きに宿泊したホテルは伝統がある名宿とのことだったが、内装や外観が古びていたので、倉岡さんがリエゾンにホテルの変更をリクエストすると、こちらから宿の指定は出来ないが、変更は問題ないとのことで、前回と違うホテルに泊まることなった。 ホテルに着くと、以前ここに泊まったことがあるという倉岡さんが、ホテルの食事の内容が良くないので、再度リエゾンに夕食の場所の変更をリクエストすると、それもこちらから店の指定は出来ないが、変更は問題ないとのことで、外のレストランで食べることになった。 昼食に続いて中華のコース料理を食べたが、高所登山の後遺症で満腹中枢が完全に麻痺しているため、普段の二倍以上の量をペロリと食べてしまった。


シガツェのホテル


ホテルの部屋


ホテルのバスルーム


夕食は外のレストランで食べる


中華のコース料理


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