《 9月5日 》

ラサ ( 3 6 5 0 m )

   9月5日、7時半に起床。 中国全土が北京時間を使用しているため、日本との時差は僅か1時間でネパールとも2時間15分の時差があるため、まだ周囲は薄暗い。 起床後のSPO2(血中酸素飽和度)と脈拍は86と60で、よくある症状だが目の奥が痛かった。 柴田さんは頭痛は全くないとのことで羨ましかった。 朝食のバイキングは中華料理のみだったが、野菜が中心だったので、私にはありがたかった。 ただ、牛乳やジュースには粉末が使われていたのが不満だった。 頭痛は少しするが、食欲は普通にあり、何でも美味しく食べられた。 朝食後にフロントの脇の土産物店で両替をする。 1元は約15円、1ドルは約6元だった。

   今日はラサでの滞在日だ。 頭痛が治まってきたので、昼前に皆と一緒にリエゾンの車でポタラ宮に行く。 さすがにラサで一番の観光地だけあって、混雑を避けるための入場制限をしていたので、1時間ほど中庭で待たされた。 外側の長い石畳のスロープをしばらく登ってから、一般公開されている宮殿の左側の建物の中に入る。 入場料は200元(邦貨で約3000円)だった。 残念ながら建物の内部は撮影禁止で、しかも照明が暗くしてあるので、目の悪い私には細部まで良く見えなかったが、非常に多くの仏像や経文が安置され、博物館としては一見の価値はあった。 観光というよりは巡礼に来ているという人が多く、そこら中に人民元のお札が喜捨されていた。


野菜が中心の朝食のバイキング


郵便局


銀行


ポタラ宮を見学する


外側の長い石畳のスロープをしばらく登る


一般公開されている宮殿の左側の建物


ポタラ宮から見た市街地


ポタラ宮の参道


   1時間ほどでポタラ宮の見学を終え、参道でヨーグルトを買い食いしてから、観光客に人気がある『ラサキッチン』というレストランで昼食を食べた。 高級感はなかったが、料理は速くしかも丁寧に作られていて、味付けも良かった。 昼食後は皆で銀行に両替をしに行ったが、すでに営業時間が終わっていた。 銀行からはリエゾンの車には乗らず、メインストリートを散策しながら、スーパーマーケット(超市)やパン屋で雑貨やお菓子やパンなどを買って夕方にホテルに戻った。 ラサの市街は入国前にイメージしていた風景とは全く違い、カトマンドゥのような埃っぽさなどは一切なく、治安も良さそうに思えた。 

   夕食は今日もホテルのレストランで中華料理を食べたが、基本的にホテルでの朝夕の食事はサービスという感じで、高級ホテルであっても上質なものではないことが分かった。


観光客に人気がある『ラサキッチン』というレストラン


新聞社


公衆トイレ


スーパーマーケット(超市)で雑貨やお菓子を買う


土産物屋の緞通


夕食はホテルのレストランで中華料理を食べた


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