《 11月2日 》

メタ ( 3 5 6 0 m ) ⇒ コト ( 2 6 0 0 m ) ⇒ ティマン  ( 2 7 5 0 m )

   11月2日、7時半にまだ陽の当たらない寒々しいメタのロッジを出発。 ナルコーラの深いV字峡の谷に向けて急坂を下る。 1時間ほどでシンゲンジェ・ダラムサラのキャンプ地を通過し、ナルコーラの左岸に降り立つ。 吊り橋を4回渡り、往路と同じようにナルコーラの左岸と右岸を交互に高巻きを繰り返しながら延々と歩く。 下り基調とは言え激しい登下降の繰り返しの連続で足が棒になる。 メタを出発してから6時間後の1時半に、ようやく待望のアンナプルナ街道のコト(2600m)に到着。 往路で泊ったロッジで昼食を食べる。


メタ(3560m) ⇒ シンゲンジェ・ダラムサラ(3230m) ⇒ コト(2600m)


まだ陽の当たらない寒々しいメタのロッジを出発


ナルコーラに向けて急坂を下る


シンゲンジェ・ダラムサラのキャンプ地


ナルコーラのV字峡の谷


ナルコーラの左岸を歩く


新しい吊り橋を4回渡る


ナルコーラの右岸を歩く


登り下りの連続で足が棒になる


往路で泊ったロッジで昼食を食べる


   昼食を食べ終わると、意外にも先行しているスタッフから、車が手配出来たのでロッジで待つようにとの連絡があった。 半信半疑でロッジで車を待っていると、本当に新しいインド製のジープが迎えに来た。 こちらからオーダーした訳ではないので、何かエージェントの方に事情があったのだろう。 5人乗りのジープに運転手を含めて12人が乗ってコトを出発。 アンナプルナ街道の標高の低い所では、人馬が通る道のみならず、物流のための車道があることが分かった。 車の揺れは激しく車内も狭くて快適ではないが、もう歩かなくて済むのが本当に嬉しい。 車窓からマナスルが見えるようになり思わず歓声を上げる。 悪路を上下左右に30分ほど揺られ、今日の宿泊地のティマン(2750m)のロッジに着いた。 マナスルの眺めの良いロッジのテラスでレモンティーを飲みながら寛ぐ。 残照のマナスルが神々しい。 暖房のないロッジの食堂は寒いので、料理を手伝っているスタッフと一緒に暖かい厨房で話の花を咲かせる。 夕食は久々にモモ(蒸した餃子)をお腹一杯になるまで食べた。


コト ( 2 6 0 0 m ) ⇒ ティマン ( 2 7 5 0 m )


新しいインド製のジープ


ジープの荷台に乗った6人のスタッフ


労せずしてティマンのロッジに着いた


マナスルの眺めの良いロッジのテラス


テラスから見たマナスル(中央)


残照のマナスル


ロッジの厨房


ロッジの夕食


B A C K  ←  《 11月1日 》

N E X T  ⇒  《 11月3日 》

ヒムルン・ヒマール