《 4月13日 》

カトマンドゥ(1350m) ⇒ ラサ(3650m)

   4月13日、今日はラサへの移動日だ。 いつもより1時間早く朝食のバイキングを食べ、8時半にホテルに迎えにきたスバシと共に空港に向かう。 土曜日のためか道路も空港も空いていて、全くスムースにチェックインすることが出来たが、鈴木さんのリチウム乾電池がセキュリティーチェックで没収されてしまった。

   カトマンドゥを定刻どおり12時半に出発し、1時間半弱のフライトでラサのゴンカル国際空港に到着。 中国全土で北京時間を採用しているため、ラサでも時差は日本と1時間違いで、すでに夕方の4時を過ぎていた。 空港には中国(チベット)登山協会から派遣された案内役のクサンが出迎えてくれ、ドライバーのテンジンの運転するミニバンでラサ市内のホテルに向かう。 ラサの町の新市街はどんどん発展し、新しい道路や公園そして高層のマンションの建設ラッシュが続いていた。 2年前にラサに3日間滞在したため、ポタラ宮が車窓から見えても感動が薄かったのが玉にキズだ。


朝食のバイキング


スバシと共にカトマンドゥの空港へ


ラサ行きの飛行機


ラサのゴンカル国際空港


中国(チベット)登山協会のミニバンでラサ市内のホテルへ


   空港から1時間ほどで今日から3泊する5ツ星のホテル『セント・レジス』に着いた。 広い敷地に建つ大きなホテルは本館といくつかの独立した宿泊棟があり、室内はまるで広い1LDKのマンションという感じで、リラックスできるというよりも、貧乏人の私にはかえって疲れてしまいそうな空間だった。 ホテルに到着直後から僅かな頭痛があったが、2年前も同じような症状だったので心配することはなかった。

   昼食を兼ねた夕食はホテルのレストランでのバイキングにしたが、質も量も種類もこれ以上何も望むべきものがないという感じで、料金は208人民元(邦貨で約3,600円)だった。 宿泊客の殆どが富裕層の中国人で、外国人観光客は少なかった。 夕食を食べ過ぎてしまったので、部屋に戻ってから本格的な頭痛が始まってしまった。 風呂はシャワールームとは別に豪華なバスタブもあったが、恐れ多くて入ることが出来なかった。 就寝前に初めてSPO2と脈拍を測ると、81と68で数値はほぼ予想どおりだった。


ラサで宿泊したホテル『セント・レジス』


ホテルの独立した宿泊棟


ホテルの室内


ホテルのレストランの夕食のバイキング


デザートのケーキ


風呂はシャワールームとは別に豪華なバスタブもあった


B A C K  ←  《 4月12日 》

N E X T  ⇒  《 4月14日 》

エベレスト