《 7月28日 》

ツェルマット(1600m)

   7月28日、予報では曇りだったが午前中はまずまずの良い天気で、ライブカメラではマッターホルンがすっきり見えていた。 意外にも、まるで昨日がグラン・コンバンの登頂日だったかのように体がだるく、目も腫れてむくんでいた。 グラン・コンバンが順応不足でハードだったのか、自分の体力が落ちたのか分からないが、いずれにしても次のダン・ブランシュまで三日間空いていて良かった。 

   今日は天気も良くない予報なのでハイキングには行かず、午前中は部屋の掃除をしてから駅前のコープと同じビルに入っているモンベルに買い物に行き、午後はメインストリートにある土産物屋のはしごをする。 昼過ぎにカミナリが鳴って雨が降り始めると、町中は秋のように涼しくなった。 メインストリートの中ほどにある『WEGA』を訪ね店主の西永さんにお声を掛けると、嬉しいことに私達のことを良く覚えていてくれた。 西永さんも相変わらずお元気に活躍されていることが分かって嬉しかった。 

   夕方に田村さんからメールがあり、喫茶店でグラン・コンバンの報告などを中心に歓談した。 昨今スイスでガイドの資格を取るのはとても難しいので、23歳でガイドの資格を取ったダビッドはエリート中のエリートだと田村さんは驚いていた。 田村さんが電話でダビッドから聞いた話では、意外にも私の岩登りの技術は問題ないが、順応不足で登るスピードが遅いということだった。 ヴァイスホルンに登るためにはもう少しスピードが必要で、次のダン・ブランシュで様子を見たいということで、少しがっかりした。


掃除機を借りて部屋の掃除をする


オリジナル商品が置かれた駅前のモンベル


昼過ぎにカミナリが鳴って雨が降り始めると町中は秋のように涼しくなった


WEGAで店主の西永さんと再会する


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