《 7月22日 》

ツェルマット(1600m) ⇒ シュヴァルツゼー(2583m) 〜 ヘルンリヒュッテ直下(3150m)  (往復)

   7月22日、今朝も予報どおり昨日のような曇天だった。 テレビで各展望台のライブカメラを見ながら今日の予定を模索する。 午前中は部屋の掃除をしてバスタオルなどを交換してもらい、トイレットペーパーや指定のゴミ袋をもらった。

   午後は少し天気が回復してきたので、ゴンドラでシュヴァルツゼー(湖)(2583m)に行く。 ゴンドラ乗り場はアパートから5分という近さで、料金は往復で27.5フラン(邦貨で約3,100円・半額カード使用)だった。 天気は期待していたほど良くならず、シュヴァルツゼーから良く見えるダン・ブランシュは雲に覆われ、マッターホルンもヘルンリヒュッテから下しか見えなかった。 いつものように湖畔の小さな礼拝堂に行き、登山の成功と妻の腰痛の完治を神様にお祈りした。 しばらく周辺の散策をしてから妻と別れ、高所順応を兼ねてヘルンリヒュッテへの道を登る。 田村さんの話どおり、昨今の観光ブームでハイキングをする人が増え、次々と下ってくる人達とすれ違う。 一番多いのはここでも韓国人だった。 登り始めてから1時間少々で3000mを超え、ヘルンリヒュッテが指呼の間に見えたが、5時が最終のゴンドラに乗らなければならず、そこからトンボ返りで下山する。 アパートに戻ると、岳友の田口さんがつい先ほどK2に登頂したという朗報がネット上でタイムリーに配信されていた。


アパートの入口へのトンネル


シュヴァルツゼーへのゴンドラ乗り場


シュヴァルツゼーのホテル


シュヴァルツゼー(湖)


湖畔の礼拝堂


礼拝堂の内部


高所順応を兼ねてヘルンリヒュッテへの道を登る


ヘルンリヒュッテの直下から見たマッターホルン


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