《 11月13日 》

    ルクラ ( 2 8 4 0 m ) ⇒ カトマンドゥ ( 1 3 5 0 m )

   11月13日、ありがたいことに今日も雲一つない快晴の天気となった。 6時半にロッジを出発し、目と鼻の先の空港に向かう。 早朝から搭乗を待つ人は多かったが、7時前から次々とツインオッターが爆音を轟かせながら離発着し、8時ちょうどに私達も一番小さな10人乗りの単発機でルクラを飛び立った。 予定どおり飛べたことだけでも運が良いのに、離陸してすぐに機上からはエベレスト街道からも遠望されたヌンブール(6939m)やその周囲の山々が間近に望まれるようになり、思いがけない展望に心が弾んだ。 その興奮が冷めやらぬうちに、今度は写真でしか見たことがないロールワリン山群の盟主ガウリサンカール(7134m)とメルンツェ(7181m)が相次いで目に飛び込んできた。 もう二度と見ることが出来ないかもしれない絶景に目が釘付けとなり、夢中でカメラのシャッターを切り続けた。 垂涎の山々は次第に機窓から後方に遠ざかっていくが、間髪を入れずにカトマンドゥから近いシュガール山群やランタン山群の山並みも一望されるようになり、最後のとどめはガネッシュ・ヒマールW峰・U峰・X峰(7052m・7163m・6986m)の三山と、枚挙にいとまがないほど沢山のヒマラヤの山々を眺めることが出来た。 僅か40分のフライトだったが、予想外の素晴らしい“遊覧飛行”に酔いしれた。

   カトマンドゥの空港に迎えに来たエージェントの社長のタムディンの車に乗り、宿泊先のホテル『アンナプルナ』には予定よりもだいぶ早い9時過ぎに着いた。 その足でホテルのすぐ近くにあるタイ航空の営業所に行き、明後日の出発を明日に変更したい旨を申し出たが、あいにく明日の便に空席がなく、変更することは出来なかった。 ホテルに戻って久々にゆっくりシャワーを浴びてから、昼食はホテルの近くにある日本料理店『古都』ですきやきを食べた。 昼食後は寸暇を惜しんでタメルに買い物に出掛け、夕食はホテルの近くにある中華料理店『チャイニーズルーム』で、色々な料理をシェアしながらお腹一杯に食べた。


ロッジから目と鼻の先の空港に向かう


早朝から次々とツインオッターが爆音を轟かせながら離発着する


ロビーで出発を待つ


一番小さな単発機でルクラを飛び立つ


エベレスト街道からも遠望されたヌンブール(6939m)(中央)


ロールワリン山群の盟主ガウリサンカール(7134m)(左)とメルンツェ(7181m)(右)


ランタン山群の山並み


ガネッシュ・ヒマールW峰・U峰・X峰


カトマンドゥの市街


カトマンドゥの空港


カトマンドゥのホテル『アンナプルナ』


昼食はホテルの近くにある日本料理店『古都』で食べた


タメルに買い物に出掛ける


夕食はホテルの近くにある中華料理店『チャイニーズルーム』で食べた


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アマ・ダブラム