8月25日、サン・モリッツのアパートから27号線・3号線を15分(10キロ)走って着いた登山口のシルバプラナ湖の湖畔には有料(1時間1スイスフラン)の駐車場があった。
道標が立つ登山口から樹林帯のハイキングトレイルを登ると間もなく雲海の上に周囲の山々が見え始めた。 展望の良いトレイルは良く整備されていて登り易く、登山口から2時間半ほどで中間点のチェッパ湖に着いた。 山々を映す透明度が高い湖からはピッツ・ポラシンの山頂が見えた。















チェッパ湖からピッツ・ポラシンに至るハイキングトレイルはなく、ケルンを頼りに破線程度の踏み跡を辿っていく。 大小の岩が堆積した歩きにくいモレーン帯を越えてから山頂手前の峠を目指して草付き混じりのガラ場を登る。 峠からはチェッパ湖とは趣を異にする神秘的なラグレフ湖が眼下に望まれた。






ポラシン峠からは急勾配の顕著な岩稜となり、山頂直下の岩塔を右から巻いて新しい小さな十字架が立つピッツ・ポラシンの山頂に着いた。 予想どおり貸し切りとなったマイナーな山だったが、レジストリーBOX(飯盒)の中には登頂ノートが収められていた。 高度感のある山頂からの展望は素晴らしく、眼前のピッツ・グーリアやピッツ・ラグレフ、そして21年前に登頂したピッツ・ベルニーナが望まれて感慨深かった。















山頂を越えてチェッパ湖へ周回するルートを計画していたが、踏み跡が薄そうだったので往路と同じルートでチェッパ湖に下り、蒼い水を湛えた美しいチェッパ湖からの景色を堪能した。














