《 エピローグ 》
今回のカナディアンロッキーの山旅では、24年前に初めて行った海外の山での感動が、その後世界の山々を訪ね歩いてどのように変ったかを検証することが一番の目的だった。 幸か不幸か、結果的には今回の山旅では前回のような強い感動は得られなかった。 これは前回が生まれて初めての海外旅行だったことに加え、ちょうど花の盛りだったこと、氷河が今よりも大きかったこと、新雪で山が綺麗だったこと、そして何よりもカナダ以外の国の山を見たことがなかったことが理由として挙げられる。 その反面、昨今のカナディアンロッキーでは、氷河のある高い山でなくても、山頂からの展望やルート上の景観が素晴らしい山を楽しんで登れることが分ったことが大きな収穫だった。 次回は是非、みずみずしい花々が咲き競う初夏やラーチの紅葉が綺麗な秋のシーズン、そして残雪期にもロッキーの山々を再訪したいと願った。
