2  0  2  3  年    6  月  

《 17日 〜 18日 》    四塚山

   林道登山口 〜 しかり場分岐 〜 奥長倉避難小屋 〜 美女坂の頭 〜 天池(泊) 〜 油池 〜 四塚山  (往復)

   石川県白山市の四塚山(2530m*日本の山1000)を加賀新道と加賀禅定道を辿って1泊2日で登った。 梅雨の中休みの週末にもかかわらず幕場は貸し切りで、数名の日帰りの登山者としか出会わなかった。


白山釈迦岳から見た四塚山(2023年5月25日撮影)


《 17日 》

   林道登山口 〜 しかり場分岐 〜 奥長倉避難小屋 〜 美女坂の頭 〜 天池 〜 油池 〜 四塚山 〜 油池 〜 天池(泊)

   マイナーなルートのようで奥長倉避難小屋以外の幕場の情報が無く、稜線に残雪があれば油池付近の雪田を利用し、残雪が無ければ池の水が使える天池付近を幕場にしようと考えていたが、稜線の残雪が僅かだったので迷わず天池を幕場とした。 天池には江戸時代の信仰登山で使われた室(宿泊施設)の跡があり、池の水は降雨直後だったので簡易な浄水のみで飲用出来た。

   初日はいずれかの幕場までの行動予定だったが、雲一つ無い快晴の天気で陽射しが強く、テントの中やその付近で快適に寛げなかったので、幕場から山頂を往復することにした。 幕場からは殆ど夏道が使えたのでコースタイムどおりに登れたが、幕場への戻りは日没寸前になってしまった。 四塚山の山頂には山名の由来となった四つの石積みの塚があり、三角点の標石は最高地点(2530m)ではなく、登山道から外れたハイマツの藪の端にあった。 


昭文社の登山地図


登山口付近の駐車地


林道登山口


登山口からしかり場分岐へ


登山口からしかり場分岐へ


登山口からしかり場分岐へ


しかり場分岐


しかり場分岐から奥長倉避難小屋へ


しかり場分岐から奥長倉避難小屋へ


長倉山の山頂


しかり場分岐から奥長倉避難小屋へ


しかり場分岐と奥長倉避難小屋の間から見た四塚山(中央奥)


しかり場分岐から奥長倉避難小屋へ


奥長倉避難小屋


避難小屋の内部


避難小屋から見た笈ケ岳(右奥)と大笠山(左奥)


奥長倉山の山頂


奥長倉避難小屋から美女坂の頭へ


奥長倉避難小屋から美女坂の頭へ


美女坂の頭


美女坂の頭から天池へ


美女坂の頭と天池の間の展望台から見た清浄ケ原と百四丈滝


展望台から見た四塚山


展望台から見た剱・立山連峰(中央遠景)と薬師岳(右遠景)


美女坂の頭から天池へ


美女坂の頭から天池へ


幕場とした江戸時代の信仰登山で使われた室(宿泊施設)の跡


天池


天池から見た四塚山


天池から油池へ


天池と油池の間から見た四塚山


天池から油池へ


油池の標識


油池から四塚山へ


油池と四塚山の間から見た七倉山


油池から四塚山へ


油池から四塚山へ


四塚山の山頂


山頂から見た大汝峰(中央奥)と七倉山(左手前)


山頂の三角点


三角点から見た大汝峰(中央奥)と七倉山(左手前)


四塚山から油池へ


四塚山と油池の間から見た四塚山


四塚山から油池へ


油池から見た白山釈迦岳


油池から見た四塚山


油池から天池へ


油池から天池へ


油池から天池へ


天池の幕場


幕場付近から見た夕焼け


アカモノ


サラサドウダン


ゴゼンタチバナ


コバイケイソウ


ミツバオウレン


イワカガミ


チングルマ


ハクサンイチゲ


サンカヨウ


キヌガサソウ


《 18日 》

   天池 〜 美女坂の頭 〜 奥長倉避難小屋 〜 しかり場分岐 〜 林道登山口

   二日目は下山するだけになったので、朝寝坊して花々を愛でながら下山したが、江戸時代の人々もこの道を歩いたのかと思うと感慨深かった。 天気は昨日の方が良かったので、結果的に昨日登ったことが正解となった。 避難小屋の保守点検をしていた管理人さんの話どおり、百四丈滝の観瀑を目的とする登山者が散見された。


天池の幕場


幕場から見た四塚山


天池から美女坂の頭へ


天池から美女坂の頭へ


美女坂の頭から奥長倉避難小屋へ


美女坂の頭から奥長倉避難小屋へ


奥長倉避難小屋からしかり場分岐へ


しかり場分岐から登山口へ


ニッコウキスゲ


マイズルソウ


ツマトリソウ


ギンリュウソウ


2 0 2 3 年    ・    山 行 記    ・    T O P