《 31日 〜 1日 》 焼石岳
中沼登山口 〜 中沼 〜 上沼 〜 銀明水 〜 姥石平 〜 焼石岳 〜 姥石平 〜 東焼石岳 〜 六沢山 〜 金明水避難小屋(泊) (往復)
岩手県奥州市・西和賀町の焼石岳(1548m)を中沼登山口から登り、東焼石岳(1507m)・六沢山(1470m)を経て金明水避難小屋に泊まった。
ハクサンイチゲの大群落が見られる6月上〜中旬頃に行く予定だったが、梅雨入り前に貴重な好天予報が出たので、天気を優先して今回このタイミングで登った。 中沼コースは日帰りでも充分楽しめるが、以前から何度も計画倒れになっていた金明水避難小屋に泊まることにした。
《 31日 》
中沼登山口 〜 中沼 〜 上沼 〜 銀明水 〜 姥石平 〜 焼石岳 〜 姥石平 〜 東焼石岳 〜 六沢山 〜 金明水避難小屋(泊)
寡雪による花々への影響が気掛かりだったが、登山口から銀明水の間は大小のミズバショウの群落が断続的に見られ、姥石平から六沢山の間はハクサンイチゲなど季節の花々がそれなりに咲き、六沢山から先ではシラネアオイが満開だった。
コンクリートの土台の上に建てられた金明水避難小屋は予想以上に大きく頑丈な造りで、30人くらいは余裕で泊まれそうだった。 小屋の内部にバイオ水洗トイレがあり、スライド式の入口のドアやガラス窓は全て二重で、今まで泊まった避難小屋の中で一番清潔で快適だった。 小屋の直ぐ脇に金明水の水場があり、管理人さんにより既に引水されていた。 予想どおりシーズン前の平日ということで貸し切りとなったが、気密性が非常に高いので夜中の冷え込みも弱かった。
《 1日 》
金明水避難小屋 〜 六沢山 〜 東焼石岳 〜 焼石神社 〜 焼石岳 〜 銀明水 〜 中沼登山口
避難小屋から中沼登山口へ下る破線のルートがあるが、この時期はまだ徒渉となる沢の水量が多いことに加え、稜線の花々を愛でながら歩いた方が楽しいので、予定どおり往路を戻ることに迷いはなかった。 避難小屋の印象がとても良かったので、秋の紅葉シーズンに今回と同じルートか、秋田県側のすずこやのコース又は夏油温泉からのルートで再訪したいと願った。