《 8日 》 ドウの天井 ・ 左門岳
上大須ダム 〜 尾根取付 〜 車道出合 〜 登山口 〜 ドウの天井 〜 尾根取付 〜 左門岳登山口 〜 左門岳 (往復)
岐阜県関市のドウの天井(1333m*日本の山1000)と隣接する揖斐川町の左門岳(1223m*ぎふ百山)を継続して登った。 上大須ダムの管理棟から通行止めとなっているダム湖畔の車道を20分ほど歩き、中部電力の水力発電所の巡視路に取り付く。 地形図には登山道はおろか山名も記されていない寂峰なので、ダムの建設後に愛好家が探し当てた最短のルートだと思われる。 急峻で顕著な尾根を標高差で600mほど登ると、ダム関連の舗装された車道に出合う。 車道を30分ほど歩いた広場から山頂への整備された登山道があり、そこからは僅かな時間で山頂に着く。 山頂には往時を偲ばせる古い展望案内板が置かれていたが、曇りがちな天気で遠くの山々の展望は冴えなかった。
ドウの天井から尾根の取付きまで往路を戻り、通行止めとなっているダム湖畔の車道を30分ほど歩いて左門岳の登山口に向かう。 登山口は古い作業道の入口で、ドウの天井と同じように左門岳を示す物は見当たらなかった。 作業道の終点からは朽ちた材木運搬用のモノレールに沿って沢沿いの踏み跡を辿る。 875m地点で沢から離れ、ピンクリボンに従って急峻な尾根に取り付く。 植林と自然林の境を登っていくと次第に笹藪が酷くなったが踏み跡は明瞭だったので助かった。 苔むした三等三角点と愛好家の山名板が置かれた地味な山頂は、雑木に囲まれていて展望は殆ど得られなかった。