《 4日 》 大笠山
桂湖登山口 〜 前笈ケ岳(天ノ又) 〜 1552m地点 〜 避難小屋跡 〜 大笠山 (往復)
日本三百名山の未踏の山(16座)のうち、石川県金沢市・白山市・富山県南砺市の大笠山(1822m)を桂湖登山口から往復して登った。
大笠山は大門山と共に20年ほど前から紅葉の時期の登頂の機会を窺っていたが、大門山に登らなかったことで永らく棚上げになっていた。 図らずも数日前に登山口のある桂湖への車道が冬期通行止めから解除されたことが分ったので、今回このタイミングで登ることにした。
解除後の初の週末の喧噪を嫌って未明に出発したが、昨日の不安定な天気が続いているようで、残念ながら稜線や上空は雲や霧に覆われていた。 山頂付近に避難小屋はあるが、中間点の前笈ケ岳(1522m)から先は意識的にペースを落し、時間調整のための休憩を長く取りながら登った。 山頂に近づくにつれて雲や霧が消え始め、図らずも山頂では予想外の青空となった。 立派な展望方位盤が置かれた無木立の山頂からは笈ケ岳や白山が眼前に望まれ、先日登った大門山や奈良岳も良く見えた。
往路では誰とも出会わなかったが、さすがに解除後の初の週末ということで、下山中には10名以上の人とすれ違った。 登山口の桂湖はダム湖ながら美しく、当初の計画どおり紅葉の時期の再訪を誓った。