《 29日 〜 30日 》 五剣谷岳
チャレンジランド 〜 木六山登山口 〜 木六山 〜 七郎平山 〜 幕場(泊) 〜 銀次郎山 〜 銀太郎山 〜 五剣谷岳 〜 木六山 〜 悪場峠 〜 チャレンジランド (往復/周回)
新潟県五泉市の五剣谷岳(1188m*日本の山1000)を山中1泊で木六山(825m)・七郎平山(906m)・銀次郎山(1052m)・銀太郎山(1112m)を経て登った。
木六山(825m)への最短の登山口となる悪場峠への車道が除雪されていないため、除雪終了点のチャレンジランドの先の登山口から木六山に登ったが、今年の豪雪の影響なのか雪の付き方が予想以上に悪く、一部で登山道を辿れなかったため木六山まで6時間ほどを要してしまった。
木六山から七郎平山までは悪場峠方面からのトレースがあり、登山道が露出している部分も多くて助かった。 七郎平山から先にはトレースが無かったが、雪はそこそこ締っていたのでツボ足のままで歩けた。 予想以上に時間が掛ってしまったので、明日の最終目標を青里岳から五剣谷岳に変更し、七郎平山と銀太郎山の間の平坦地を幕場とした。
翌日は予報どおり好天で風の弱い登山日和となった。 幕場から登山道がある銀次郎山と銀太郎山へは尾根の幅が細いことで雪の付き方が悪く、積雪期に登るメリットが感じられなかったが、登山道のない銀太郎山から先では尾根の幅が広いことで快適な雪稜歩きとなり、今回の最終目標としていた青里岳(1215m)に時間切れで届かなかったことが悔やまれた。 一方、今シーズンの初登頂と思われる五剣谷岳はもちろん、銀次郎山や太郎山の山頂も大きな標柱がまだ雪庇に覆われ、豪雪となった新潟の春山を充分楽しめた。 予想どおり二日間とも山は貸し切りで、帰路は遠回りだがルートの状態が少しでも良さそうな悪場峠を経て下った。