《 25日 》 御前岳
大谷林道ゲート 〜 森茂峠 〜 1364m峰(稜線出合) 〜 栗ケ岳 〜 御前岳 (往復)
岐阜県高山市・飛騨市の御前岳(1816m*日本の山1000)を尾根続きの栗ケ岳(1728m)を経て登った。 御前岳は『一等三角点百名山』にもノミネートされているが、登山道がないため専ら残雪期に登られている山だ。
平日にこの寂峰を登る人はいないと思っていたが、未明の登山口で同じ車のナンバーのHさんという方と出会って驚いた。 Hさんは2016年にエベレストを登頂された方で名前に記憶があり、図らずも山頂までご一緒させていただくこととなった。 天気は予報以上の快晴となり、放射冷却により往路の雪の状態はベストで、栗ケ岳と御前岳の間まで昨日の単独者のトレースがあったことで予想よりもだいぶ楽に登ることが出来た。 送電線の鉄塔が建つ1364m峰からの雪稜は幅が広く起伏も緩やかだったのみならず、随所で北アルプスや周囲の山々の展望が素晴らしかったが、同志のHさんとの出会いはそれを凌駕するほど楽しい想い出となった。