《 18日 》 貉ケ森山
林道本名室谷線 〜 塩ノ倉峠 〜 貉ケ森山 (往復)
新潟百名山の未踏の山(11座)のうち、下越(阿賀町・金山町)の貉ケ森山(1315m)を登った。 貉ケ森山は会津百名山の一峰でもある。 一週間ほど前に登山口の塩ノ倉峠へ通じる林道本名室谷線を下見した時と変わらず、峠から10キロほど手前から通行止めとなっていたが、自己責任で峠から5キロほど手前にあった駐車スペースまで林道を車で通行した。 意外にも林道は途中まで舗装部分が多く、災害などによる工事箇所もなかったので、四駆の小型のオフロード車なら塩ノ倉峠まで行ける状態だった。 駐車地から塩ノ倉峠までの林道の勾配は緩く、あまりストレスを感じることなく1時間強で広場のような県境の峠に着いた。
塩ノ倉峠からの登山道の取付きは、新潟県側の舗装路と福島県側の未舗装路の境目にあり、入口にピンクテープが幾つか見られた。 意外にも薮らしい薮は僅かな区間のみで、取付きから先もずっと要所要所にピンクテープがあったので道に迷うことはなかった。 往時は登る人もそれなりにいたのか、踏み跡も予想以上に明瞭だったのが印象的だった。 峠から僅か1時間足らずで着いた地味な山頂には山名板などの類はなく、三角点の標石だけが置かれていたが、指呼の間の御神楽岳の眺めはこの山の頂からが一番だと思われた。