《 16日 》 雨竜沼湿原
林道通行止ゲート 〜 南暑寒荘 〜 雨竜沼湿原 (往復)
24年前に初めて北海道の山を登りに行った時、最初に登った山が増毛山地の南暑寒岳(1296m)だった。 マイナーな南暑寒岳を選んだ理由は、その懐に秘めた雨竜沼湿原の風景を見たいという発想からだった。 盛夏の雨竜沼湿原は期待どおり花々の宝庫だったので、今回は南暑寒岳には登らず雨竜沼湿原のみの散策をすることにしたが、緊急事態宣言で登山口の南暑寒荘が休館となり、山荘へのアプローチの林道も通行止となっていたので、通行止ゲートから登山口まで5キロほど歩かなければならなかった。 温暖化の影響で湿原の乾燥が進んだせいか、この時期に見頃となるはずの水芭蕉は予想よりも少なく、天気も予報より悪くなってしまったので、24年ぶりの湿原への再訪は少し期待外れだった。