《 3日 》 乙部岳
尾根コース登山口 〜 九郎嶽社本殿分岐 〜 稜線出合(八合目) 〜 乙部岳 (往復)
北海道百名山の未踏の山(33座)のうち檜山(乙部町・厚沢部町)の乙部岳(1017m)を登った。 尾根コースの登山道は予想以上に良く手入れされていたが、九郎嶽社本殿分岐を過ぎた所で真新しい熊の糞があり、にわかに緊張を強いられることになってしまった。 尾根コースはブナの新緑が美しく、コシアブラが採れた。 沢コースの分岐となる稜線出合から乙部岳の山頂までシラネアオイの群落が途切れることなく続いていて圧巻だった。 山頂からの展望は乏しいと思い込んでいたが、予報以上の快晴の天気も手伝って、日本海に浮かぶ奥尻島や道南の山々が全て見渡せた。 山頂の傍らには大きなレーダ雨雪量観測所が建っていたが、景観を壊しているという感じはしなかった。 沢コースを下る周回ルートを予定していたが、熊との遭遇を避けるため、見通しの利く尾根コースの往復とした。 帰路に九郎嶽社本殿に向かったが、途中から藪が酷くなってしまい断念した。