2  0  2  1  年    5  月  

《 12日 》    芽室岳

   林道通行止地点 〜 山小屋芽室岳(登山口) 〜 955m地点 〜 西峰分岐(1690m地点) 〜 芽室岳 〜  西峰分岐 〜 西峰(パンケヌーシ岳)  (往復)

   北海道百名山の未踏の山(40座)のうち日高・十勝(日高町・清水町)の芽室岳(1754m)を登った。 2016年夏台風で崩壊した山小屋芽室岳への林道は舗装道路のように立派なダート道として修復されていたが、森林伐採作業中でゲートが閉まっていたので、ゲートから山小屋芽室岳まで明るい林道を1時間ほど歩いた。 洒落た山小屋は台風の土石流で使えなくなっていたが、道路が開通しているのでいずれ修復されるのではないかと思われた。


国土地理院の地形図


麓から見た芽室岳(左奥)とパンケヌーシ岳(中央)


林道通行止地点付近の駐車地


林道のゲート


ゲートから山小屋へ


ゲートと山小屋の間から見た芽室岳


山小屋から見た芽室岳


山小屋の内部


   山小屋の付近を流れる沢には簡易な橋が設置され、靴を濡らさずに渡ることが出来た。 登山道はのっけから背丈を超える笹藪となったが、足元の登山道が明瞭だったので助かった。 955m地点を過ぎると登山道や笹藪が残雪で覆われるようになり、尾根が顕著で傾斜が緩いことも手伝って格段に登り易くなった。 登山道は部分的に露出していたが、雪庇の落ちた残雪の上を直登気味に登る。 天気は予報以上に良くなり足取りは軽い。 西峰(パンケヌーシ岳)との分岐となる1690m地点に近づくと勾配はさらに緩くなりアイゼンは不要だった。


山小屋から955m地点へ


山小屋から955m地点へ


山小屋から955m地点へ


山小屋から955m地点へ


山小屋から955m地点へ


955m地点


955m地点から西峰分岐へ


955m地点から西峰分岐へ


955m地点から西峰分岐へ


955m地点から西峰分岐へ


955m地点と西峰分岐の間から見た芽室岳


955m地点と西峰分岐の間から見た西峰(パンケヌーシ岳)


955m地点から西峰分岐へ


955m地点から西峰分岐へ


955m地点と西峰分岐の間から見た芽室岳


西峰分岐(1690m地点)


   1690m地点の直下を巻き、稜線のハイマツを回避しながら指呼の間の芽室岳の山頂へ向かう。 見た目どおりの稜線漫歩で鼻歌が出る。 岩の露出した山頂からは眼前の日高山脈北部の山々はもちろん、大雪山や十勝連峰、そして東大雪の山々が一望された。 ナキウサギの鳴き声がしたが、残念ながらその姿は見られなかった。


西峰分岐近から見た芽室岳


西峰分岐付近から見たチロロ岳


西峰分岐付近から見たピパイロ岳(中央奥)


西峰分岐から芽室岳へ


西峰分岐と芽室岳の間から見た西峰(パンケヌーシ岳)


西峰分岐から芽室岳へ


芽室岳の山頂


山頂の三角点


山頂から見た札内岳(左遠景)とエサオマントッタベツ岳(右遠景)


山頂から見た伏見岳(左)・ピパイロ岳(右)・1967峰(右端)


山頂から見た西峰(パンケヌーシ岳)


山頂から見たチロロ岳


山頂から見た十勝連峰と大雪山(右端)


トムラウシ山(左)・ニペソツ山(中央)・ウペペサンケ山(右)


山頂から見た剣山(中央奥)


   天候が安定し時間にも余裕があるので迷わず西峰(パンケヌーシ岳)に向かう。 西峰分岐の先からは気温の上昇で雪が柔らかくなり、念のため持ってきたスノーシューが役に立った。 猫の額ほどの狭い西峰の山頂からの展望も本峰に負けないほど秀逸だった。 平日のため他に登山者はなく、両山とも貸し切りだった。


芽室岳から西峰分岐へ


西峰分岐


西峰分岐から西峰へ


西峰分岐から西峰へ


西峰分岐から西峰へ


西峰分岐から西峰へ


西峰(パンケヌーシ岳)の山頂


山頂から見た芽室岳


山頂から見たぺンケヌーシ岳


山頂から見たチロロ岳


山頂から見た夕張岳(左遠景)と芦別岳(右遠景)


山頂から見た1967峰(中央遠景)


                                            【前泊地】 道の駅おとふけ

                                            【宿泊地】 札幌市のアパート


2 0 2 1 年    ・    山 行 記    ・    T O P