《 26日 》 オロフレ山
オロフレ第4覆道 〜 登山道分岐 〜 オロフレ山 (往復)
北海道百名山の未踏の山(46座)のうち胆振(白老町・壮瞥町)のオロフレ山(1231m)を登った。 先週と同じようにこの時期にしては強い寒気の影響で、天気は良いが風が強いという予報だったので、標高が低い半日行程のオロフレ山を選んだ。
オロフレ峠からの登山道はあるが、峠への林道は冬期通行止めなので、県道2号線のオロフレトンネルの東側からの冬道ルートで登った。 オロフレ第4覆道付近から取付いた沢は細く、残雪が笹藪の間にギリギリ繋がっていたが、間もなく広く開けた明るい沢となり、まるで雪の下に登山道があるかのように登り易かった。 途中ですれ違った地元の方の話では、トンネルの東側の冬道が『登別ルート』、西側が『壮瞥ルート』で、どちらも例年はGW頃まで充分登れるとのことだった。
登山道のある顕著な尾根に詰め上がると展望が一気に広がり、壮瞥ルートからのトレースも多く見られた。 前夜は札幌市内で降雪があり、登山口へのアプローチで通行した国道453号線の峠にはかなりの積雪が見られたが、予想に反してオロフレ山には新雪が見られなかった。 登山道は所々で露出していたが、トレースに従って残雪を拾って歩く。 先週ほどの快晴の天気とはならず、帰路は曇が湧いてしまったが、それなりに周囲の山々の展望を楽しめた。