《 20日 》 家老岳
糸沢 〜 二岐 〜 1218m地点 〜 家老岳 (往復)
会津百名山の未踏の山(36座)のうち南会津町の家老岳(1413m)を登った。 先週と同じようにこの時期の会津としては珍しく今日から三日続けての晴天予報が嬉しい。 無人の七ケ岳登山口駅入口付近にある最終人家から東方向に伸びる林道を2キロほどスノーシューで歩く。 地形図には登山道が記されていない寂峰なので予想どおりトレースはなかったが、雪はだいぶ締まってきたので歩き易い。 地元の山岳会が林道の分岐の僅かに先の立木に付けた『二岐』と記されたプレートから目の前に見える尾根に取り付く。 尾根は顕著で積雪もそれなりにあったため薮はなく、すぐに快適な登高となった。 中間点となる1218m地点までは傾斜が急な区間があったが、クライミングサポートを使ってスノーシューで直登する。 1218m地点からは傾斜が緩やかになり、山頂手前からは南に張り出した雪庇の際を歩くようになったので、明日登る予定の貝鳴山など周囲の山々の展望が良くなった。 山頂には愛好家が立木に付けたブリキの山名板があり、会津の山々ではなく那須連峰の眺めが良かった。