《 4月26日 》

B.C(5150m) 〜 高所順応(5650m)) 〜 B.C(5150m)

   4月26日、今までになく熟睡し気分の良い朝を迎えられたが、起床後のSPO2と脈拍は86と68で、未だに脈が50台に下がらず、何か体に根本的な不調があるのではと疑わざるを得なかった。 朝食後に高所順応のハイキングでB.Cの裏山にあるピナクル(小岩峰)までサーダーのミンマを伴って出掛ける。 快晴微風の登山日和でありがたい。 登るにつれて眼下のB.Cが良く俯瞰され、ロンボク寺も見えるようになった。 道は途中までそれなりに踏まれていたが、途中からは浮石の多い岩の急斜面となり、病み上がりのような体には堪えたが、それでも何とかB.Cから2時間半ほどで目標のピナクル(5650m)まで登ることが出来た。 下山中にブルー・シープと呼ばれる山羊の群れが見られた。

   遅い昼食を済ませ、午後はゆっくり休養しようと思ったが、再び下痢の症状が始まってしまい、休養どころか30mほど離れたトイレとの往復に終始することになってしまた。 幸いにも食欲はそれほど落ちてなく、夕食は最低限度食べられたが、この先下痢がいつ完治するのか心配でならなかった。 就寝前のSPO2と脈拍は83と69で、体調どおりの数値だった。


朝食の酢飯


B.C付近から見たエベレスト


高所順応のハイキングでB.Cの裏山の途中にあるピナクル(小岩峰)に登る


B.Cとピナクル(小岩峰)の間から見たB.C


ピナクル(小岩峰)の直下


ピナクル(小岩峰)


ピナクル(小岩峰)から見たエベレスト


ピナクル(小岩峰)から見たロンボク寺方面


ピナクル(小岩峰)からの下山中に見たブルー・シープと呼ばれる山羊の群れ


昼食のララ・ヌードル


夕食の肉野菜の胡麻和え


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エベレスト