《 10月12日 》

羽田 ⇒ バンコク ⇒ カトマンドゥ ( 1 3 5 0 m )

   2013年10月12日、観測史上最も遅い真夏日を記録した日の夜に羽田空港で節子さんと落ち合い、深夜発のタイ航空の便でバンコクのスワンナプーム空港に向かう。 搭乗前にEチケットへのクレジットカード番号の記載もれによる発券トラブルはあったものの、3年続けて全く同じ便、同じスケジュールなので気は楽だ。 今回はB.Cでの滞在日数が少ないので、極力無駄な物や贅沢品を省いた結果、荷物は30キロほどに収まったので、EMSによる別送をやめ、機内持ち込みの荷物を8キロ、預ける荷物を22キロにしたところ、運良く超過料金なしで済んだ。 バンコクまでは約6時間で時差は2時間、スワンナプーム空港での乗り継ぎが約5時間でバンコクからカトマンドゥまでは約3時間、時差は1時間15分である。 昨年同様、スワンナプーム空港では出国ロビーのリクライニングチェアで寛いでいたが、タイの国力が低下したのか、傍らに設置されている6台の無料のネットPCは全て壊れたままだった。

   カトマンドゥへ向かう機内では運良くビジネスクラスで余ったというぶ厚いステーキを昼食に食べれた。 今日のネパールは良い天気のようで、着陸前に“窓からヒマラヤの山が見えます”というアナウンスがあった。 定刻どおり正午過ぎにカトマンドゥのトリブヴァン空港に着く。 入国審査と同時に行う観光ビザの申請の列は比較的短く、1時間以内の待ち時間で済み、30日間の滞在用のビザで40ドルの料金を支払った(30日を超えた場合は、出国の際に追加料金支払う)。 空港に迎えにきてくれたガイドの平岡さんと落ち合い、エージェントのマウンテン・エクスペリエンスの車で昨年と同じホテル『アンナプルナ』へ向かう。 3回目ともなると、カトマンドゥ市内の埃っぽさと独特な匂いが懐かしく感じられる。 ちょうど『ダサイン』というネパールの秋祭りの期間ということで、市内は車の渋滞が全くなく拍子抜けした。 

   明日は急遽4時に起床して朝一番のフライトでルクラに向かうことになったので、ホテルで少しだけ寛いでからフロントでルピーに両替をし、三人でタメル(外国人観光客向けの商店街)に雑貨の買い物と土産物の下見に出掛けた。 ネパールが初めての妻と節子さんは、独特の雰囲気が漂う喧噪のタメルに目を白黒させていた。 タメルのちょうど中ほどに新しいスーパーマーケットがオープンしていたが、店内のいたるところに制服のガードマンの姿が見られ違和感を覚えた。

   夕食は前日の便でカトマンドゥに来ていた村山さんや田口さんと一緒にすることになり、タメルの近くにある『デチェリン』という有名なガーデンレストランで、チベット料理のギャコク(鍋)のコースに舌鼓を打った。


バンコクのスワンナプーム空港の出国ロビーのリクライニングチェアで寛ぐ


カトマンドゥのトリブヴァン空港に迎えにきてくれたガイドの平岡さんと落ち合う


4ツ星のホテル『アンナプルナ』


寸暇を惜しんでタメルに雑貨の買い物と土産物の下見に出掛ける


タメルのちょうど中ほどに新しいスーパーマーケットがオープンしていた


タメルの近くにある『デチェリン』という有名なガーデンレストランでの夕食


チベット料理のギャコク(鍋)


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アマ・ダブラム