《 13日 》 マムシ岳
ボンデン登山口 〜 縦走路分岐 〜 ボンデン山 〜 1164m峰 〜 キリンテの頭 〜 マムシ岳 〜 松の木ピーク 〜 1348m峰 〜 1400m地点 〜 マムシのコル 〜 ゲンナイ登山口 〜 キリンテ登山口 〜 ボンデン登山口 (縦走)
西上州の寂峰のマムシ岳(1307m)にボンデン山(1082m)から縦走して登った。 県道124号線沿いのボンデン登山口から薄い踏み跡を、先人が要所要所に付けたスズランテープを頼りに、次第に顕著になっていく尾根を登る。 急坂が続くが藪はなく、予想以上に快適に高度を稼げた。 頭上の大きな岩を右から巻いてボンデン山への縦走路となる尾根に乗る。 縦走路の尾根も顕著で藪は全くなく、部分的には実線の登山道のような明瞭な踏み跡もあった。
ボンデン山を経てキリンテの頭までの間は時々現れる小さな岩場を全て巻く一方、マムシ岳の手前からは古いトラロープに助けられながら小さな岩場を登る。 西上州の岩場としてはとても易しく危険な箇所は全くなかった。 マムシ岳の山頂はそれなりの展望が得られたが、周囲に目立つ山がないのが玉にキズだった。
マムシ岳から先の松の木ピークや1348m峰を経ていく縦走路は登り基調で、1400m地点が今回の縦走路の最高点となり、そこから先はマムシのコルを経てゲンナイ登山口までは下り一辺倒となった。 縦走路の下降点となるマムシのコルには、巡視路を兼ねた登山道の手摺りや看板が見られて違和感を覚えた。
ゲンナイ登山口からキリンテの頭への登路の起点となるキリンテ登山口を経てボンデン登山口までは県道124号線を6キロ・1時間少々歩いたが、下り基調なので辛くはなかった。 県道は秋の台風で一部が崩壊して通行止めになっていた。