《 27日 》 礼文岳
内路登山口 〜 礼文岳 (往復)
北海道百名山の未踏の山(66座)のうち、宗谷(礼文町)の礼文岳(490m)を登った。
利尻島から礼文島に渡るフェリーは1日1便(12時15分発)なので、午前中は利尻島の姫沼など幾つかの観光スポットに立寄りながら車で島を一周して観光した。 名産の利尻昆布の漁が最盛期で、島全体の雰囲気が観光よりもそちらに向かっていることがうかがえた。 天気はほぼ1日中快晴だった昨日とは違い、麓から利尻山が良く見えたのは早朝のみだった。
礼文岳を登るのは明日の早朝を予定していたが、昼の天気予報では明日は一日中曇天ということになってしまったので、島の観光は明日行うことにして午後3時に海岸近くの登山口を出発する。 花の礼文島のイメージとは違い、チシマザサが生い茂った登山道の周辺には高山植物は殆ど見られなかった。 たおやかな山容どおり登山道は終始勾配が緩かったが、標高が500mにも満たない山にもかかわらず山頂手前からはハイマツが見られた。 登山口から僅か2時間ほどで着いた礼文岳の山頂からは、利尻山はもちろん四方を囲む海や北端のスコトン岬方面など礼文島の全体が見渡せ、ここが礼文島の最高点であることが良く分かった。
翌日は終日礼文島を観光する予定だったが、翌々日から大雪・十勝方面で2日間好天が続くという予報になったので、早朝からスコトン岬など幾つかの観光スポットに立寄りながら車で島を半周して観光し、8時55分発のフェリーで稚内に渡った。