《 5日 》 石狩岳 ・ 音更山 ・ ユニ石狩岳
シュナイダーコース登山口 〜 シュナイダーコース分岐 〜 石狩岳 〜 シュナイダーコース分岐 〜 音更山 〜 ブヨ沼 〜 十石峠 〜 ユニ石狩岳 〜 十石峠 〜 ユニ石狩岳三股登山口 〜 シュナイダーコース登山口 (周回)
北海道百名山の未踏の山(78座)のうち、上川・十勝(上川町・上士幌町)の石狩岳(1966m) ・ 音更山(1932m) ・ ユニ石狩岳(1756m)の3座を登った。 シュナイダーコース登山口への林道は2016年夏台風で崩壊したが、この山の人気の高さゆえか周辺の林道を再整備して復旧し、登山口まで車で入れるようになった。 三山を周回するロングコースなので3時半に一番手で出発。 登山口から30分ほどの沢の徒渉は、木々を渡した橋で全く問題なく渡れた。 シュナイダーコースは急坂が連続するが藪はなく、予想よりも登り易かった。 石狩岳と音更山を繋ぐ稜線の鞍部のシュナイダーコース分岐は眼前に石狩岳と音更山が大きく迫り、石狩岳の山頂までは様々な高山植物が見られた。 石狩岳の山頂は大雪・十勝連峰が一望される素晴らしい展望台だった。
好天の日曜日というこで、石狩岳からシュナイダーコース分岐への下りで何人ものと登山者とすれ違ったが、分岐から音更山を経て十石峠へ日帰りで縦走する登山者は予想どおり皆無だった。 音更山は石狩岳より30mほど低いが、石狩岳に勝るとも劣らない風格があり、北海道百名山に選定されてなくても登る価値のある山だと思えた。 音更山への縦走路は歩く人が少ないためか、随所にコマクサが見られた。 音更山の山頂からはようやくユニ石狩岳がはっきりと同定出来るようになった。
音更山からブヨ沼への下りはハイマツが少しうるさく、縦走には今回のように下る方が有利に思えた。 キャンプ指定地のブヨ沼を経て、ユニ石狩岳の基部となる十石峠に着いた時は天気がやや下り坂になってしまったが、計画どおり私のみ足早に峠からユニ石狩岳を往復して登った。 ユニ石狩岳の山頂からは石狩岳が遙か遠くに望まれた。 図らずも十石峠からユニ石狩岳三股登山口へのルートは刈り払いされた直後で、ルート上で一番歩きやすかった。 全行程を通じてそれほど暑くはなかったが、13時間を超える行動時間で二人分の5Lの水やジュースは空になった。 一昨日のオプタテシケ山に続き、腰痛の妻がこのロングコースを無事踏破出来たことは特筆もので、何よりも本当に嬉しかった。