《 11日 》 暑寒別岳
箸別避難小屋 〜 暑寒別岳 (往復)
妻の腰痛のリハ山行で、北海道百名山の暑寒別岳(1492m)を登った。 前夜の天気予報は晴れで当日の朝も綺麗な朝焼けが見られたが、出発直後に聞いたラジオの天気予報では午前中から雨の予報に変わり、本州とは違う北海道の山の気象条件の厳しさを改めて思い知らされた。 登山道にはいたる所に熊の糞が見られ、笛を吹いたり音楽を鳴らしながら登る。 五合目からは小雨が降り出し六合目付近で本降りとなってしまったので1時間ほど雨宿りをすると、奇跡的に雨が降り止んだので登山を継続した。 七合目手前からは森林限界となったが、陽が差さなかったことが功を奏して霧が上がらず、日本海や周囲の山々の展望が得られた。 暑寒コースからの登山者は数人見られたが、箸別コースは私達のみで貸し切りだった。 展望の良い山頂からは眼前の南暑寒岳のみならず憧れの群別岳や浜益岳が良く見えた。