2  0  1  9  年    6  月  

《 26日 》    浅草岳 ・ 守門岳

   六十里越トンネル 〜 南岳 〜 鬼ケ面山 〜 北岳 〜 狢沢カッチ 〜 浅草岳  (往復)

   この時期に見頃を迎える浅草岳のヒメサユリを愛でることを目的に、ヒメサユリが一番多い六十里越トンネルから鬼ケ面山を経るルートで浅草岳に登った。 平日にもかかわらず梅雨の時期の晴天予報とヒメサユリの人気で、登山口を出発した4時半前には既に駐車場には10台以上の車が停まっていた。 天気は予報以上の快晴となり、清々しい新緑のブナの木々の中を足取りも軽く登っていく。 雲海に浮かぶ毛猛山など周囲の山々の展望が素晴らしい。 最初のピークの南岳を越えるとすぐに朝露に濡れたみずみずしいヒメサユリが見られ、次のピークの鬼ケ面山までの間が一番多く咲いていたが、6年前の同時期に行った時よりも株の数は明らかに少なくなったような気がした。 鬼ケ面山から先は北岳や狢沢カッチなどの小さなピークを幾つか越え、ヒメサユリ以外の沢山の花々に何度も足止めされたが、登山口から4時間足らずで浅草岳の山頂に着いた。 新潟県で一番多く登っているお気に入りの山だ。 車の数ほど先行者はおらず、山頂までの間ですれ違った人は数人しかいなかったが、帰路は鬼ケ面山までの登山者も多いため、100人近くの人とすれ違った。 快晴無風の天気は続き、帰路は真夏の暑さとなり雲が恋しくなった。 11時過ぎに六十里越トンネルに下山すると、付近は多くの車で溢れていた。


六十里越トンネル前の駐車場


最初のピークの南岳


南岳の山頂から見た浅草岳


南岳の山頂から見た鬼ケ面山


南岳の山頂から見た毛猛山


ヒメサユリ


ヒメサユリ


ヒメサユリ


タニウツギ


鬼ケ面山の山頂から見た南岳


ベニサラサドウダン


ゴゼンタチバナ


ニッコウキスゲ


北岳と狢沢カッチの間から見た鬼ケ面山


北岳と狢沢カッチの間から見た北岳


北岳と狢沢カッチの間から見た狢沢カッチ


浅草岳の山頂直下の湿原から見た守門岳


浅草岳の山頂


浅草岳の山頂から見た粟ケ岳


浅草岳の山頂から見た田子倉湖


帰路の鬼ケ面山から見た浅草岳


タムシバ


大白川登山口 〜 小烏帽子 〜 守門岳  (往復)

   予想よりも早く浅草岳から下山したので、近隣の守門岳にも登ろうと登山口の大白川方面に向かう。 残雪期の守門岳に大原スキー場からスキーで登ったことはあるが、大白川からの登山道を登るのは初めてだ。 平日だが天気が良いためか、登山口には他県ナンバーの車が10台ほど停まっていた。 気温は25度になっていたが、登り始めは新緑のブナ林で助かった。 雪田が残る小烏帽子までは全般的に痩せ尾根の急坂が続き、他の登山口からの登山道とは趣を異にしている感じがした。 残念ながらルート上にヒメサユリは全く見られなかったが、代わりに旬のコシアブラが残っていた。 小烏帽子を過ぎるとようやく山は貸し切りとなり、登山口から2時間半ほどで誰もいなくなった静かな守門岳の山頂に着いた。


大白川登山口


新緑のブナ林


登山口と小烏帽子の間から見た毛猛山


登山口と小烏帽子の間から見た守門岳(左端)


雪田が残る小烏帽子付近


小烏帽子と守門岳の間から見た守門岳


小烏帽子と守門岳の間から見た浅草岳


守門岳の山頂


守門岳の山頂から見た大岳(中央)と青雲岳(左)


レンゲツツジ


コシアブラ


2 0 1 9 年    ・    山 行 記    ・    T O P