2  0  1  8  年    9  月  

《 17日 》    戸来岳 

平子沢登山口 〜 林道出合 〜 大駒ケ岳 〜 戸来岳(三ツ岳)  (往復)

   十和田湖畔近くの『道の駅しんごう』に前泊し、天気の様子を見ながら目と鼻の先の戸来岳(1159m)の登山口に向かう。 登山口にはキャンプ場の広い駐車場があり、地元ナンバーの車が1台停まっていた。 まだ陽射しはないが、8時に幅の広い林道のような登山道を登り始める。 緩やかな勾配のブナの疎林が続く登山道は良く整備されていて歩き易い。 途中にある『日本一のダケカンバ』を過ぎると道は細くなり笹が被っている所もあった。 間もなく足早に下ってきた先行者とすれ違ったが、その後は誰とも出会うことはなかった。 

   登山口から2時間ほどで戸来岳の一峰とも言える大駒ケ岳(1144m)の山頂に着いたが、あいにくまだ天気が上向かず、指呼の間にある戸来岳(三ツ岳)も全く見えなかった。 少し風はあるが時間はタップリあるので1時間以上山頂で寛いでいると、天気は急速に回復して予想以上の青空となった。 それまで見えなかった三ツ岳や十和田湖のみならず八甲田山も見えるようになり、足取りも軽く紅葉が始まった三ツ岳との鞍部に下る。 無木立の三ツ岳の山頂は360度の大展望で、八甲田山はもちろん十和田湖の先に岩木山も見えた。 誰もいない静かな山頂でゆっくり寛ぎ往路を戻る。 天気が予報以上に良くなったので、何か得をしたような気分だった。

   下山後に道の駅で天気予報をチェックすると、長期予報どおり東北北部は明日から三日間は基本的に晴れとなっていたが、やはり北部の方ほど天気が良さそうだったので、紅葉が少し期待出来る八甲田山に行くことに迷いはなかった。


平子沢登山口の駐車場


平子沢登山口


平子沢登山口の案内板


林道出合


林道出合から大駒ケ岳へ


『日本一のダケカンバ』


大駒ケ岳の山頂


大駒ケ岳の山頂から見た戸来岳(三ツ岳)


大駒ケ岳の山頂から見た十和利山(中央奥)


大駒ケ岳と三ツ岳の間から見た三ツ岳


大駒ケ岳と三ツ岳の間から見た三ツ岳


大駒ケ岳と三ツ岳の間から見た大駒ケ岳


大駒ケ岳と三ツ岳の間から見た大駒ケ岳


戸来岳(三ツ岳)の山頂


戸来岳(三ツ岳)の山頂から見た十和田山と十和田湖


戸来岳(三ツ岳)の山頂から見た大駒ケ岳


戸来岳(三ツ岳)の山頂から見た櫛ケ峰(左)と八甲田山(右遠景)


2 0 1 8 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P