《 5日 》 虫倉山
大洞高原 〜 飯綱山 〜 虫倉山最高点 〜 虫倉山 (往復)
GW後半の4連休は最初の二日間の天気が悪く、通常の週末と同じようになったが、天気の良いエリアが限られていたので、以前から気になっていた北信の堂津岳と東山を登った。 堂津岳は登山道がない山なので、残雪期に小谷村の乙見山峠から登ることを目論んでいたが、数年前に反対側の奥裾花自然園からの登山道が開削されたことが分かり、奇しくも雪の少ない今回のタイミングで登ることになった。 同じ稜線上に東山という信州百名山の一峰があったため、稜線に一泊して両山を登る計画を立てたが、土曜日は風が強いという予報だったので近隣の鬼無里にある虫倉山を登り、日曜日に日帰りで両山を登ることにした。
予報より天気の回復が遅れたため、雨が止んだ8時に登山口の大洞高原を出発。 急勾配の林道を登って稲丘神社という立派な社が建つ飯縄山(1200m)を経て虫倉山(1378m)に登るルートを歩いた。 虫倉山への登山道は多いが、予想どおりアップダウンの多いこのルートが一番マイナーなようだった。 猫の額ほどの狭い虫倉山の山頂は北アルプスの展望台ということだったが、残念ながら午前中はまだ上空の寒気が抜けず、期待していたほどの展望は得られなかった。
午後は明日登る堂津岳と東山の登山口で水芭蕉の名所として知られる奥裾花自然園方面に移動し、明日の登山口の下見も兼ねて自然園の入口の2.3キロ手前の観光センターの駐車場に車を停めて自然園まで舗装された車道を歩く。 予想どおりGW中なので水芭蕉見物の観光客が多かった。 自然園の遊歩道の外れにある登山口とその先のトレースの状況を確認してから、遊歩道を歩いて水芭蕉見物をする。 残雪が少ないため水芭蕉の開花が早かったようで、ちょうど見頃となっていたので良かった。
観光センター 〜 奥裾花自然園 (往復)