《 3日 》 吾妻耶山
大峰沼登山口 〜 大峰沼 〜 大沼越 〜 大峰山 〜 赤谷越峠 〜 吾妻耶山 〜 大峰沼 〜 大峰沼登山口 (周回)
今年の1月に降雪のため登山口の手前で断念した吾妻耶山に登った。 今回の方が積雪は多いだろうという予想ははずれ、大峰山登山口の手前の『見晴荘』まで車で入ることが出来た。 登山口周辺の雪は古く、またしばらく降っていないように思えた。 登山口から大峰沼に向かう幅の広い登山道には古いトレースが沢山あり、積雪も少なかったので、ツボ足のままスムースに歩けた。
雪原となっていた大峰沼から時計回りに一番距離の長いルートで大峰山に向かう。 雪原となっていた大峰沼の湖畔からは大峰山が良く見え、大峰山や吾妻耶山を登るにはもったいないほどの快晴の天気となった。 沼尻から大沼越(峠)へ登っていくと雪が深くなったのでスノーシューを履く。 大沼越からは左右の樹間から見える山々の展望に一喜一憂しながら、傾斜の緩い顕著な尾根を漫歩する。 途中にあるV字のキレットに設置された鉄製の階段に雪や氷はなかった。 NHKのアンテナ施設が周囲に点在する大峰山の山頂には、反対方向の『ノルン水上スキー場』方面からの新しいスノーシューのトレースが見られ、以後はこれを辿って吾妻耶山に向かう。 吾妻耶山の三角点があるピークは雑木に囲まれていたが、そこよりも少し標高が高い吾妻耶山の山頂からは北東方面の展望が良く、上越国境の山々の展望を1時間ほどゆっくり楽しんだ。
帰路はスキー場のゲレンデトップを経由するルートで大峰沼に戻ったが、山中で登山者の姿を見ることはなかった。