《 24日 》 鳴神山 ・ 鍋足沢の頭 ・ 白萩山
木品登山口 〜 鳴神山 〜 鍋足沢の頭 〜 座間峠 〜 白萩山 〜 座間峠 〜 座間峠登山口 〜 木品登山口 (周回)
1500m以上の山は風が強いという予報だったので、予定していた奥日光の於呂倶羅山(2020m)を登ることは諦め、先週登った安蘇山塊の残馬山の南の鳴神山(980m)から鍋足沢の頭(1059m)、座間峠(950m)を経て白萩山(1075m)へ縦走することにした。
標高400mの鳴神山の登山口付近には雪は全く見られなかったが、しばらくすると一昨日降った新雪が登山道を覆い始め、単独の先行者の足跡が見られた。 間もなくその足跡の主と思われる方が下ってきたので雑談を交すと、鳴神山を毎日のように登られているという地元のIさんという方だった。 Iさんに最近鳴神山の山頂直下に建った避難小屋のことを伺うと、何とIさんやその同志が私財を出し合って手造りで建築されたという話しを聞いて驚いた。 Iさんに安蘇山塊の山の情報を色々と伺い、図らずもIさんとの偶然の出会いが今回の山行の一番の思い出となった。
予想どおりその後は誰ともすれ違うこと無く、また鳴神山から先には新旧のトレースも無かったが、最後の白萩山では反対側の尾根から登ってきた単独者の新しい足跡が見られた。 展望の良い鳴神山の山頂を過ぎると、稜線上は900mから1000mの間の小さなピークの繰り返しとなり、低山らしく木々の密集度が高いため展望は良くなかったが、先週登った三境山や残馬山など近隣の山々が同定出来た。 中間点の鍋足沢の頭を過ぎると登山道の積雪は予想以上に多くなり、白萩山の山頂直下では膝下のラッセルとなって面白かった。