《 4日 》 東篭ノ登山 ・ 西篭ノ登山
地蔵峠 〜 湯ノ丸スキー場 〜 兎平 〜 東篭ノ登山 〜 西篭ノ登山 〜 湯ノ丸スキー場 〜 地蔵峠 (周回)
冬型だが長野北部の天気が良さそうだったので、13年ぶりに地蔵峠から篭ノ登山に登った。 前回は三方ケ峰を経由して東篭ノ登山にスキーで登ったので、今回はその時に登らなかった水ノ塔山と西篭ノ登山に登る計画でいたが、予報よりも冬型が強かったのみならず、南西からの冷たい風が強く吹き、鉛色の雲が山々に纏わりついてしまったので、水ノ塔山へ登るのは断念した。
地蔵峠の湯の丸スキー場の駐車場でスノーシューを履き、営業前のスキー場のスロープの端を登る。 ゲレンデトップから先の湯ノ丸高峰林道と登山道にはいずれも明瞭なトレースがなかったので、三方ケ峰方面へのBCスキーヤーのトレースを途中まで利用して池ノ平湿原の入口の兎平に向かう。 兎平の直前で湯ノ丸高峰林道と合流したが、ゲレンデトップから林道を歩いてきたほうが早かったように思えた。 東篭ノ登山への登山道の取り付きとなる兎平の駐車場には高峰温泉から林道を辿ってきた立派なトレースが見られ、山頂方面に続いていた。 この山を登る人の殆どがスノーシューかワカンを履いているので、トレースは溝のように掘れていた。 立派なトレースのお蔭で兎平から1時間ほどで東篭ノ登山に着いた。 360度の展望が利く山頂からは、谷川連峰から頸城の山々まで見渡せたが、指呼の間の浅間山は鉛色の雲に遮られて見えなかった。 冬型の天気とは逆に南や東の方角に雲が多く、今回目標にしていた水ノ塔山は冴えない表情だったので、登頂を断念することに迷いはなかった。。
意外にも東篭ノ登山から西篭ノ登山へも明瞭なトレースがあったので、労せずして西篭ノ登山に着いた。 西篭ノ登山からの下りは、西篭ノ登山と東篭ノ登山の鞍部から湯ノ丸高峰林道に直接下ったが、ここには古い登山道の名残を示す看板が見られた。 林道には兎平方面への新しいトレースが見られた。 緩やかな勾配の林道を歩いてゲレンデトップに着くと、地蔵峠に下る登山道にも明瞭なトレースが続いていたので、ゲレンデを通らずに登山道を下った。