《 27日 》 日暮山 ・ シラケ山
小平 〜 日暮山 (往復)
関東に雪が降ったので、それに相応しい西上州の山を選んで登った。 土曜日は風が強いという予報だったので1500m以下の山とし、初めて登る日暮山(1207m)と十数年ぶりにシラケ山(1274m)を登った。
日暮山は林道歩きが大半を占める山だが、林道が雪で覆われていたため、退屈することなく登れた。 この日は誰とも出会うことなく麓の小平の集落から山頂を往復したが、降雪後の新しい複数のトレースがあり、この寂峰を平日に登っている人がいたことは意外だった。 日暮山は群馬百名山ということだが、祠のある猫の額ほどの狭い山頂には山名板は見当たらなかった。 山頂は雑木に覆われていたが、冬枯れの木々の間からの展望はまずまずだった。 天気は予報よりもやや悪く、寒気による冷たい北風が強く吹いていたので、早々に山頂を後にした。
国民宿舎『やまびこ荘』 〜 天狗岩登山口 〜 天狗岩 〜 シラケ山 (周回/往復)
日暮山からの下山後は車で1時間ほど南に移動し、正午過ぎに国民宿舎『やまびこ荘』のすぐ先の車道の路肩に車を停めて出発。 40分ほど轍のある車道を歩いてシラケ山(天狗岩)の登山口に着くと、地元ナンバーの車が1台路肩に停まっていた。 登山道の積雪は日暮山よりも多く、トレースはその車のパーティーのものと思われた。 30分ほど歩いて休憩小屋のあるシラケ山と天狗岩の分岐に着くと、トレースは天狗岩方面に付けられ、シラケ山方面にはトレースがなかった。 私達も天狗岩を経由してシラケ山に登る予定だったので、先行者のトレースを辿って行く。 幸か不幸かトレースのお蔭でコースタイムどおりに歩けた。 猫の額ほどの狭い天狗岩の山頂は雑木に覆われていたが、すぐ先に見晴らしの良い展望所があり、妙義や荒船山周辺の山々の展望が良かった。
天狗岩から一旦僅かに下り、目と鼻の先の日暮山に登り返す。 トレースの主はシラケ山には登らず、その先の烏帽子岳を往復してから下山したようで、縦走路から少し外れた日暮山へのトレースはなかった。 露岩のシラケ山(1274m)の山頂は360度の大展望で、明日登る予定の赤久縄山を始め、西上州の山々の全てが見渡せた。