《 21日 》 社山 ・ 半月山
立木観音 〜 阿世潟 〜 1750m峰 〜 社山 〜 阿世潟峠 〜 半月山 〜 茶ノ木平 〜 中禅寺温泉 〜 立木観音 (周回)
男体山を志津乗越から登る計画に変更して日光に向かったが、夜の天気予報では日光も昼前から曇る予報に変わってしまったので、再度計画を変更して立木観音から阿世潟・大日尾根経由で社山に登り、半月山・茶ノ木平を経由して立木観音に周回するルートに変更した。 日光の積雪は予想以上に少なく、いろは坂もノーマルタイヤで登れるほどだった。
未明に前泊した立木観音の駐車場を出発。 雪が少ないのでワカンを背負って“通い慣れた” 阿世潟への遊歩道を歩く。 阿世潟の分岐の先から通称“大日尾根”に取り付くが、取り付き付近は僅かに雪が見られる程度だった。 昨年往復しているので大日尾根のルートの記憶は新しい。 足元の雪の上には昨日の新しいトレースが見られ、大日尾根は一般的に認知されるようになったことを物語っていた。
天気は昨夜の予報よりも良く、登山道と合流する1750m峰からの展望はまずまずだった。 いつも静かな1750m峰でゆっくり寛ぎ、社山の山頂に着いたのは10時を過ぎていたが、意外にもまだ誰も山頂にいなかった。 山頂から先週登った足尾の中倉山・沢入山・オロ山を同定するが、いずれも地味な山なので、登った人にしか分からないだろう。 社山から半月山までの縦走路は高低差が大きいため縦走している人はいなかったが、社山のみならず半月山でも数名の登山者とすれ違った。 予報に反して正午を過ぎても天気は崩れなかったので、予定どおり半月山から茶ノ木平を経由して中禅寺温泉までの縦走を続けた。 半月山から先は初めて辿るルートだったが、半月山の山頂直下まで車道が通じている(冬期は通行止め)ため、無雪期でもあまり歩かれていないように思えた。