《 9日 》 迦葉山 ・ 尼ケ禿山
弥勒寺 〜 迦葉山 〜 尼ケ禿山 (往復)
土曜日は昼過ぎから冬型が緩むという予報に変わったので、直前まで全く計画していなかった群馬の迦葉山(1322m)と尾根続きの尼ケ禿山(1466m)に登った。 登山口の弥勒寺は天狗様を奉ったユニークな神社で意外と面白かった。 出発時間を遅くしたためか、弥勒寺の駐車場で迦葉山に登るというパーティーと出会ったのみで尼ケ禿山に登る人は他になく、図らずも昨夜降った新雪を気持ち良く踏んで歩けた。
登山地図に迦葉山と尼ケ禿山の間に「白樺湿原」という名称が記された湿原があったが、命名時よりも周囲の雑木が生い茂ってしまったのか湿原の規模は小さかった。 尼ケ禿山の山頂からの展望はまずまずで、辿ってきた迦葉山からの稜線、そして武尊山と眼下の玉原湖の眺めが良かった。 帰路は迦葉山と登山口の中間にある「和尚台」という垂直に切り立った岩塔を登ってみたが、最後の鎖場の岩が雪でフリクションが利かず、岩塔の上に立つことは自重した。
下山後は様々な天狗様のモチーフがある弥勒寺の境内を散策した。 明日の天気予報をチェックすると、今日とは反対に昼過ぎまでは冬型が緩むという予報だったので、県内をさらに北上して稲包山に登ることにした。