《 26日 》 子持山 ・ 上州三峰山
子持神社 〜 奥の院 〜 獅子岩 〜 子持山 〜 浅間山 〜 子持神社 (周回)
碧岩から下山して天気予報をチェックすると、明日は冬型が緩むという予報に変わったので、県内を北に向かい子持山と上州三峰山を登ることにした。 道の駅『こもち』に前泊し、車道の終点の子持神社の奥ノ院から登り始めるつもりで登山口に向かうと、今年3月の大雨による土砂崩れで子持神社から先の道路が通行止めになっていて、子持神社の手前の広い駐車場からの出発となってしまったが、これが幸いしたのか好天にもかかわらず登山者が少なく、図らずも平日のような静かな山行となった。 子持山のシンボルとも言える獅子岩(大黒岩)は高度感抜群で、16年ぶりの子持山の山頂からは雪化粧した谷川連峰など上越国境の山々が望まれ、記憶以上に展望が良かった。 帰路は浅間山のピークや仏岩を通って子持神社に周回するルートを歩いたが、このルートはマイナーなためか、いたるところに熊の糞が見らた。
河内神社下 〜 上州三峰山 (往復)
予定よりも遅く、子持山からの下山は正午を過ぎてしまったが、予定どおり上州三峰山の登山口に向かう。 河内神社下の市営駐車場から急坂の車道を登り始めると、意外にも車道の終点にはパラグライダーを離陸場に運ぶためのモノレールがあった。 地味な河内神社の裏手のパラグライダーの離陸場は、多くの愛好家で賑わっていた。 この山の周囲は地形的に風が弱いということの証だろう。 パラグライダーの離陸場を過ぎると予想どおり山は貸し切りとなり、山中では誰とも出会うことはなかった。 テーブルマウンテンの山容どおり、最高点のある山の北端に向けて緩やかな登り下りを繰り返しながら進む。 背の高い赤松林の中の登山道は終始展望に恵まれず退屈だった。 予想どおり上州三峰山の山頂の雰囲気は地味だったが、北側の木々の切れ目から谷川連峰など上越国境の山々が望まれた。 帰路は途中に見えた三峰沼に寄ってみると、農業用の溜池として利用されていることが分かった。 昨日と同じように日没直前に市営駐車場に戻った。