《 1日 》 白毛門 ・ 笠ケ岳 ・ 朝日岳
土合橋 〜 白毛門 〜 笠ケ岳 〜 小烏帽子 〜 大烏帽子 〜 朝日岳 〜 ジャンクションピーク (往復)
前日に登った武尊山の登山口の奥利根水源の森から近い土合橋から、白ケ門・笠ケ岳を経て朝日岳に登った。 展望の良い松ノ木沢ノ頭でご来光を拝むため土合橋の駐車場を4時前に出発。 昨日からの入山者が多いようで、広い駐車場には半分くらい車が停まっていた。 “通い慣れた”白毛門への急坂を登っていくと、日帰りで馬蹄形を踏破する若い人達が何人か追い越して行った。 天気は予報どおり昨日以上の快晴となり、朝焼けに染まる空が綺麗だ。
予定どおり6時前に松ノ木沢ノ頭で武尊山方面からのご来光を拝み、モルゲンロートに染まる眼前の谷川岳や白毛門を眺めながら寛ぐ。 白毛門の山頂へは予想よりも早く6時半に着いた。 今日はこれから大勢の人を迎える山頂も今の時間帯は貸し切りだ。 朝の光線を浴びた眼前の笠ケ岳や小烏帽子・大烏帽子はいつ見ても絵になる風景だ。
白毛門から先の稜線は予想以上に紅葉が素晴らしく、足が前に進まなくなった。 笠ケ岳を過ぎるとやや風が強くなってきたが、まだ秋の風で爽やかだ。 小烏帽子・大烏帽子の山肌の紅葉も見頃で足取りは軽い。 大烏帽子付近からは時計回りに馬蹄形を歩く人と時々すれ違うようになり、予定よりも少し早い9時に朝日岳の山頂に着いた。 いつの間にか風は殆どなくなり、展望の良い山頂から黄金色に染まった朝日ケ原越しに上越県境の山々を眺めながら寛ぐ。
時間がまだ早かったので、指呼の間のジャンクションピークまで足を延ばして引き返す。 予想どおり帰路は進行方向がやや順光になったため、行きは逆光だった小烏帽子・大烏帽子、そして笠ケ岳の西側の山肌の紅葉が鮮やかになり、図らずも往復としたルートの設定が正解となった。 午後に入ってからも雲は湧かず、光線が予想以上に強かったため、白毛門の山頂直下は東北の山のように赤かった。 喧噪の笠ケ岳や白毛門の山頂には長居はせず、まだ陽の高い2時半過ぎに土合橋の駐車場に戻った。