《 9日 〜 10日 》 笠ケ岳
槍見温泉 〜 雷鳥岩 〜 笠ケ岳 〜 笠ケ岳山荘(テント泊) 〜 抜戸岳 〜 秩父平 〜 弓折岳 〜 鏡平 〜 新穂高温泉 〜 槍見温泉 (周回)
《 9日 》
槍見温泉 〜 雷鳥岩 〜 笠ケ岳 〜 笠ケ岳山荘(テント泊)
今年の夏は天候が不順で雨の日が多かったようだが、週末は移動性高気圧が来るとの予報だったので、北アルプスの中でも比較的人出の少ない笠ケ岳に登ることにした。 今回も迷わず3年前と同じように槍見温泉からクリヤ谷を登るルートを選んだが、3連休前にもかかわらず槍見温泉の駐車場が満車だったので驚いた。 車の主の殆どは錫杖岳(岩)へ向かう人だったが、それでも前回と比べてクリヤ谷を歩く人が増え、単独者を中心に10名ほどとすれ違った。
登山口を6時半過ぎに出発。 2か月ぶりに山を登る妻のペースに合わせて極力ゆっくり登る。 夏山の暑さはすでになく快適な登りだったが、前日までの雨で4回ある渡渉点のうち、最初の1つだけ靴を脱いで渡ることになった。 午前中は予報どおり晴れていたが、昼前から雲や霧が湧き始め、雷鳥岩から先は前回と同じように終始霧の中を歩くことになってしまった。 休憩はかなり取ったが、それでも前回と同じ8時間ほどで笠ケ岳の山頂に着いた。
笠ケ岳山荘の下の幕場は満杯ではないものの、かなりの数のテントの花が咲いていた。 夕方から少し雲や霧が無くなってきたが、期待していた夕焼けショーは全く見られなかった。
《 10日 》
笠ケ岳山荘 〜 抜戸岳 〜 秩父平 〜 弓折岳 〜 鏡平 〜 新穂高温泉 〜 槍見温泉
5時前に幕場を出発。 関東方面の雲が多かったため綺麗な朝焼けは見られず、ご来光も雲間からとなった。 その後も天気はまずまずだったが、雲の出入りが多い一日となり、歩くには快適だったものの、期待していた秋晴れの空は長続きしなかった。 双六方面との合流点となる弓折岳付近からは人出が一気に多くなり、無雪期のこの界隈の人気の高さを再認識した。