《 31日 》 鷹ノ巣山
日原 〜 鷹ノ巣山 〜 日陰名栗峰 〜 高丸山 〜 千本ツツジ 〜 七ツ石小屋分岐 (往復)
日曜日の雨や雪の予報が直前に晴れに変わったので、急遽奥多摩の山に出掛けたが、天気予報は当たらず、午前中から山は霧に覆われてしまい終始展望に恵まれなかった。 計画では日原の集落からまだ辿ったことのない稲村岩尾根を登って鷹ノ巣山(1736m)に至り、日陰名栗峰(1725m)、高丸山(1733m)、千本ツツジ(1704m)と石尾根を縦走して七ツ石山(1757m)まで往復することにしていたが、2週間前に降った湿雪が奥多摩の山では初めて経験するハードモナカとなり、細いトレースはあったものの非常に歩きにくく、高丸山からは単独で七ツ石山に向かったが、時間切れで七ツ石山には届かなかった。 当初は過剰装備と思われた12本爪のアイゼンが役に立ち、逆にワカンの出番はなかった。 鷹ノ巣山の山頂直下までは晴れていたが、気温と湿度が高かったことで霧が湧き始め、寒々しい霧氷の花が咲く石尾根は終始幻想的な雰囲気に包まれていた。 稲村岩尾根は単調だが、太いブナの木もあり、今回は行けなかった稲村岩も併せて再訪してみたいと思える良いルートだった。