2  0  1  5  年  1  2  月  

《 30日 》    大山 ・ 天丸山 ・ 帳付山

   天丸橋 〜 大山 〜 倉門山 〜 天丸山 〜 馬道のコル 〜 帳付山 〜 馬道のコル 〜 社壇乗越 〜 天丸橋  (周回)

    年の瀬の諸事の合間を縫って、2年前にルートミスで登れなかった西上州の鋭峰・大山の北尾根ルートを登り、天丸山に立ち寄ってから帳付山に登った。 登山口の天丸橋の状況は2年前と全く変わらず、相変らずここを訪れる人は少ないと思われたが、北尾根には比較的新しいビニールテープが木々にベタ打ちされていた。 登山口から大山の山頂までは標高差560mの急登の連続で、私の知る限り一般の登山道では一番急峻だ。 ルーファンの必要は全くなく、2時間ほどで労せずして静かな大山(1540m)の山頂に着く。 西上州の山の中でも登頂回数が多いのは、いつ来ても誰もいないこの静かさのせいだろう。 天気は予報以上の快晴となり、北アルプスの山々まで遠望された。 今日は行程が短いので、暖かいコーヒーを飲みながら30分ほどゆっくり寛ぐ。


 

登山口の天丸橋の状況は2年前と全く変わらなかった


大山の北尾根ルート


大山の北尾根ルート


大山の北尾根ルート


大山の北尾根ルート


大山の北尾根ルート


大山の山頂


大山の山頂から見た帳付山


大山の山頂から見た浅間山


大山の山頂直下から見た両神山(中央奥)


   上武県境の稜線に乗り、地味な倉門山の先から天丸山を往復する。 快晴無風の天丸山(1508)の山頂からは、これから向かう帳付山と先月登った諏訪山が並んで見えた。 もちろんこの山も静かさはピカ一だが、この寂峰が天下の谷川岳などと並んで『群馬百名山』にノミネートされているのは本当に不思議だ。 気温は氷点下だが陽射しで暖かい山頂で展望を肴に30分ほどゆっくり寛ぐ。


秩父と奥秩父を繋ぐ上武県境の稜線


天丸山直下の岩場を登る


天丸山直下の岩場を登る


天丸山の山頂


天丸山の山頂から見た大山


天丸山の山頂から見た帳付山


天丸山の山頂から見た茂来山(中央)と北アルプスの山々(右遠景)


天丸山の山頂から見た奥秩父の山々


   再度上武国境の稜線に戻り、馬道のコルから帳付山を往復する。 帳付山は『関東百名山』にノミネートされているため、近年では訪れる人が増えているようで、以前に比べると踏み跡は明瞭になっていた。 正午に10年ぶりとなる帳付山(1619m)の山頂に着く。 予想どおり年の瀬に大山、天丸山そして帳付山の三つの寂峰を登る人は誰もおらず、一日中貸し切りで静かな山を楽しめた。


馬道のコル


馬道のコルから帳付山へ


馬道のコルと帳付山の間から見た帳付山


馬道のコルと帳付山の間から見た諏訪山(左)と三笠山(右)


馬道のコルと帳付山の間から見た天丸山(左) ・ 大山(中央) ・ 倉門山(中央右)


馬道のコルと帳付山の間から見た上武県境の稜線越しの両神山


帳付山の山頂


展望の良い帳付山の山頂の西端


帳付山の山頂の西端から見た御座山(中央)と八ケ岳(左遠景)


馬道のコル付近から見た天丸山


馬道のコルから社壇乗越へは終始緩やかな峠道を下る


社壇乗越から天丸橋への車道から見た大ナゲシ(中央右)と赤岩岳(中央左)


2 0 1 5 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P