2  0  1  5  年  1  1  月  

《 1日 》    黒岳 ・ 釈迦ケ岳 ・ 春日山

   鳥坂トンネル 〜 上芦川 〜 大石峠 〜 黒岳 〜 どんべい峠 〜 釈迦ケ岳 〜 神座山 〜 鳥坂峠 〜 春日山 〜 鳥坂トンネル  (周回)

   日曜日も晴天の予報だったが、昨日と同じように山の上はあまり良い天気にはならないと予見された。 5年前に上芦川から釈迦ケ岳に登り、黒岳を経て大石峠まで縦走して上芦川に下るルートを歩いたが、今日はそのルートを少し延ばし、鳥坂トンネルから逆方向に周回することにした。 

   5時過ぎに鳥坂トンネルの南側の駐車場を出発し、上芦川に向けて県道36号線を下る。 県道脇の登山口から大石峠までの間はまだ陽射しが届かない時間帯だったが、紅葉は見頃でそれなりに良かった。 大石峠からの富士山は雲海上に霞んで見える程度で、予想どおり山の天気はそれほど良くない。 まだ時間も早く、大石峠から黒岳の間ではすれ違う人も少なかったが、11時過ぎに着いた釈迦ケ岳の山頂はちょうどお昼時ということもあって大勢の人で賑わっていた。


 

5時過ぎに鳥坂トンネルの南側の駐車場を出発する


県道脇の登山口から大石峠へ


登山口から大石峠までの間の紅葉は見頃でそれなりに良かった


大石峠からの富士山は雲海上に霞んで見えた


大石峠付近から見た十二ケ岳(左)と節頭ケ岳(右)


大石峠から黒岳へ


新道峠から見た河口湖


黒岳の山頂手前から見た釈迦ケ岳


黒岳の山頂


黒岳からどんべい峠へ


上芦川からの車道が横切るどんべい峠


どんべい峠と釈迦ケ岳の間から見た釈迦ケ岳


釈迦ケ岳の山頂


釈迦ケ岳の山頂から見た黒岳


釈迦ケ岳の山頂から見た八ケ岳


   喧噪の釈迦ケ岳の山頂には長居をせず、次の神座(かみくら)山に向かう。 上芦川へ下山するルートとの分岐を過ぎると、そこから先ではもう誰とも出会うことはなかった。 初めて訪れた神座山(1474m)の山頂からは釈迦ケ岳(1641m)の眺めが良かったが、ここを訪れる人はあまりいないように思えた。 神座山から先ではしばらく緩やかな歩き易い尾根道が続いたが、鳥坂峠に通じる尾根との分岐で左方向に90度折れると、岩混じりの急な下りとなった。 図らずもその周囲の紅葉が見頃で、今日歩いた所でここが一番良かった。 

   2時半に鳥坂トンネルの上にある鳥坂峠に着き、さらに春日山方面へ縦走を続ける。 峠からの道は神座山方面への道とは違い明瞭で起伏も少なく、労せずして春日沢ノ頭(1235m)に着いた。 標識がなければ通り過ぎてしまいそうな地味な山頂からは僅かに南アルプスの山並みが望まれた。 春日沢ノ頭から春日山へはコルのギャップが大きいので私のみ往復し、妻は鳥坂峠へ引き返した。 山頂の傍らに大きな電波塔が建つ春日山(1158m)は山梨百名山にノミネートされているが、この山だけを目的に登ると少し物足りないだろう。 山頂の山梨百名山の標柱に記された標高はなぜか春日沢ノ頭と同じ1235mとなっていた。 鳥坂峠の下で妻に追いつき、4時半前に車を停めた鳥坂トンネルの南側の駐車場に着いた。


釈迦ケ岳の山頂直下から見た神座山


釈迦ケ岳と神座山の間から見た釈迦ケ岳


釈迦ケ岳から神座山へ


神座山の山頂


神座山の山頂から見た釈迦ケ岳(中央)と黒岳(右)


鳥坂峠に通じる尾根との分岐からの岩混じりの急坂付近は紅葉が見頃だった


朽ちかけた鳥坂峠の道標


鳥坂峠から春日山方面への道は神座山方面への道とは違い明瞭で起伏も少なかった


春日沢ノ頭の山頂


春日山の山頂


春日山の山頂から見た春日沢ノ頭


鳥坂トンネルの南側にある春日山への登山口


2 0 1 5 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P