2  0  1  4  年  1  1  月  

《 8日 》    大嵐山 ・ 大博多山

滝沢登山口 〜 大嵐山 〜 湯ノ倉山 〜 滝沢登山口  (周回)

   週末は土曜日のみ関東甲信越以外の天気が良いとの予報だったので、最近良く通っている南会津の山に行くことにした。 登る山は大嵐山(1635m)と大博多山(1314m)で、いずれも初めてだった。

   道の駅『番屋』に前泊し、翌朝登山口の湯ノ花温泉へ向かう。 湯ノ花温泉の中心部から立派な案内板に従って舗装された狭い道に入ると、すぐに道は行き止まりとなり、そこが大嵐山の登山口(滝沢登山口)だった。 登山口には10台以上車が止められるスペースがあったが、半日で登れる山なので他に車は停まっていなかった。 

   登山口を6時半に出発。 登山口から15分ほど登ると湯ノ倉山(1343m)との分岐があり、分岐を左にとって小沢の右岸・左岸を交互に遡りながら陽の当たらない暗い沢を詰めていく。 気温が低く霜の花が見られた。 間もなく小沢から離れると急坂の登りとなり、先ほどの分岐から1時間ほどで再び湯ノ倉山(1343m)との分岐となった。 分岐からは更に急坂となった道を登り、登山口から2時間ほどで大嵐山の山頂に着いた。 山頂からの展望はまずまずで、七ケ岳や荒海山、帝釈山、田代山、そして逆光ながら那須や日光の山々が望まれたが、北西側は雑木が生い茂り、一番近い会津駒は樹間からしか見えなかった。 

   帰路は急坂を下った先の分岐を湯ノ倉山方面へ明るい顕著な尾根道を辿っていく。 湯ノ倉山の手前では僅かばかりの紅葉が見られた。 大嵐山から1時間足らずで湯ノ倉山に着くと、山頂からは大嵐山が良く見えた。 湯ノ倉山からの下りは良く踏まれた道で、労せずして40分ほどで登山口に着いた。


登山口付近の案内板


林道の終点(滝沢登山口)


陽の当たらない暗い沢を詰めていく


気温が低く霜の花が見られた


小沢から離れると急坂の登りとなる


湯ノ倉山との分岐からは更に急坂となった


大嵐山の山頂


山頂から見た荒海山(中央)


山頂から見た七ケ岳


山頂から見た日光の山々


山頂から見た燧ケ岳(左)と会津駒ケ岳(右)


湯ノ倉山への明るい顕著な尾根道


湯ノ倉山の手前では僅かばかりの紅葉が見られた


湯ノ倉山の山頂



山頂から見た大嵐山(中央右奥)


湯ノ倉山からの下りは良く踏まれていた



青柳林道終点 〜 大博多山  (往復)

   天気はまだもっていたので、午後に予定していた大博多山の登山口へ向かう。 国道401号線の青柳集落から未舗装の青柳林道を数キロ走った林道の終点を正午に出発する。 登山口には地元ナンバーの車が1台停まっていた。 すぐに急坂の登りとなり、車の主の単独の男性とすれ違った。 急峻な登りは標高差で300mほど続き、トラロープが随所に付けられていた。 斜面のブナの木の殆どが雪の重みで曲がっているのが面白い。 僅かに展望が利く肩のような尾根の末端から一旦下り、山頂に向けて再び急坂となった。 登山道の9割以上が急坂といった感じだ。 1時半過ぎに一等三角点の置かれた山頂に着く。 あいにく天気は高曇りとなってしまい、背の低い雑木に遮られて尾瀬や只見の山々の眺めが良くないが、先日登った博士山や志津倉山、そして先ほど登った大嵐山など南会津の山々が良く見えた。 帰路は急坂を転がるように下り、僅か1時間ほどで登山口に着いた。


青柳林道の終点の登山口


急坂をトラロープに助けられて登る


斜面のブナの木の殆どが雪の重みで曲がっていた


急峻な登りが標高差で300mほど続いた


僅かに展望が利く肩のような尾根の末端


大博多山の山頂


山頂から見た大嵐山(中央奥)


山頂から見た博士山(右)と志津倉山(左)


山頂から見た会津駒ケ岳(中央奥)


山頂の一等三角点


急坂を転がるように下る


2 0 1 4 年    ・    山 行 の 報 告    ・    T O P